三が日も終わってしまいましたが…
みなさま、あけましておめでとうございます。
怒涛の年末年始がようやく落ち着き、旧歯医者「はしば」の2階でしみじみと平成25年を振り返っています。(今ごろかよっ)
3月に産経新聞を退職し、旧橋場歯科の改装を始め、10月にオープンし、ドタバタのまま、お店も3か月が過ぎました。
これほど濃密な一年は初めてでした。これほど濃い出会いに恵まれた一年も初めてだったと思います。
新聞記者時代も一年で名刺が何百枚にもなるような出会いの数でしたが、出会いを消費している感は否めませんでした。
一度会ったきりで終わってしまう人、転勤とともに疎遠になってしまう人……
僕が「どこかに根を下ろして生きたい」と思ったのは、そんな出会いを消費するような暮らしに嫌気がさしてしまったことも一因です。
そして戻ってきた伊那。
魅力的な方々と、これからジイサンになるまでずっと暮らすこの地域のことを語り合うことができる幸せ。
この地域には、無限の可能性がある。
その思いはどんどん強くなっています。
僕は、伊那が好きだ。
移住して以降、いろんな方々とこの地域のあり方について「あーだこーだ」とお話をさせてもらいました。今年は伊那の皆さまとともに、それを形にしていけたら、と思います。
伊那の外で「あいつ、どうしてるかな」と思っていただいている方々、なかなか近況をご報告できずごめんなさい。当分は余裕がない日々が続くと思いますが、いつか必ずご挨拶に伺います。
唯一休みにした大晦日もいろんな方々と飲んでしまい、ゆっくり一年を振り返る時間も、年賀状を書く余裕もないまま年を越してしまいました。
写真は今朝、寝袋で泊まり込んだ「はしば」の2階から拝むことができた南アルプスに昇る日の出です。
新年から長々と失礼しました(..)
みなさまにとってよい一年になりますように。
どうか末永くよろしくお願いします。