今日は早起きして、山へ。
伊那の飲食店組合の方々と一緒に、南アルプス・仙丈ケ岳の中腹まで行ってきました。
南アルプススーパー林道のバスに乗って、ですが。
これは、ある取り組みの第一歩。
●南アの登山客に、伊那の中心部にステキな飲み屋街があることを知ってもらおう!
●山から街へ、登山客を引っ張ってこよう!!
●伊那をアルプスの登山基地に!!!
という狙いなんです。
登山ブームを背景に、南・中央の両アルプスの登山者も増加傾向です。でも、みんな伊那の街の存在を知らず、素通りして帰ってしまっているのが現状です。もったいない…
こんなにレトロで素敵な飲み屋街があるのに。登山を終えて、街で一泊して、ひと息ついて山の余韻を楽しめる街なんです。伊那は。
仙丈ケ岳の肩に位置する北沢峠に、「こもれび山荘」(旧長衛荘)という山小屋があります。そこの支配人の竹元さんは、信大農学部の先輩。竹元さんも僕も大の居酒屋好き。
2人でずっと、「伊那の飲み屋街ってシブくて、都会から来た人にすげー喜ばれるよね」「もったいないよね」と話し合ってました。そこで、飲食店組合や市の観光課を巻き込んで、登山客を街に誘導する方法を考えようという会議が始まりました。
でも、伊那の飲み屋街の人たちは、山という財産に気付いてない。登山客への飲み屋街のPR作戦を考えるためにも、飲み屋街の人たちに「登山客歓迎!」の意識を持ってもらうためにも、「一度みんなで山に行ってみよう」となった訳です。
何年ぶりだろう。南アルプス。
まだ北沢峠までは開通していないため、途中の歌宿(うたじゅく)まで。
林道バス、運転手さんの案内が面白い!
木の種類、景色の話、いろんなことを淡々とアナウンスしてくれるんですが、
「新宿、原宿、歌宿と覚えてください」なーんてことを織り交ぜながら延々と。
これはオススメです!!
歌宿で竹元さんがお話を。
まったく山が似合わない夜の街のオヤジたち(笑)
人口がどんどん減る時代。飲み屋街も、何もしなければ今の軒数を維持できなくなるのは確実です。
でも、伊那には山という大きな財産がある。
いつか松本に負けない登山基地になるように、攻めの姿勢で盛り上げていきます!!