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アルプスをつなぐ街から~八木たくま日記

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さーてやるぞ!9月議会一般質問の内容です!!

こんばんは。八木たくまです。
明日9日(水)から、9月議会の一般質問が3日間にわたって行われます。
一般質問とは、各議員が市長と1対1で直接討論できる場です。

僕の出番は明日9日の最後。午後3時ごろからになる予定です(大幅に前後しますが)。

今回のテーマは3つ。
①市内に人工芝のサッカー場を整備できないか
②給食施設建て替えにともなう代替給食への保護者の不安解消を
③高遠第2・第3保育園の存続に向けた住民の活動への支援を

です。

順に内容のご説明を。

①のサッカー場の件。
これは伊那のサッカー関係者の長年の夢で、議員になる前から強い要望を聞いていました。

南信地域には人工芝のグラウンドがなく、伊那谷の子供たちの練習の場はほとんどが土のグラウンドです。しかし県内の主な大会は人工芝や天然芝のグラウンドでの開催。慣れない環境での大会で、本番で力を発揮できないのが現状なんです。

松本山雅FCのJ1昇格で、サッカー熱は高まっています。しかし財政的に厳しいかな…と思っていましたが、朗報が!!
今年度、日本サッカー協会から長野県サッカー協会に、人工芝サッカー場整備への補助金が出ることが決定!!県内の自治体で「ウチに作る!!」と手を挙げれば、数千万円のお金をくれることになったんです。この好機を逃せば、伊那での人工芝グラウンド整備は二度と実現しないのではないかと思います。

サッカー協会の補助金が出るこのタイミングで、なんとか子供たちに夢のある話を届けてあげたい。財政難の中で工夫が必要ですが、検討する価値は十分にあると思います。

②の給食の件。
伊那市では小中学校の給食施設が老朽化しており、今年度から順次建て替えに入っています。建て替え中は外部業者の弁当を使う方針でしたが、現在工事中の西箕輪小中学校で採用した業者の弁当が「質も量もひどい」と保護者から大ブーイングとなっているんです。

今後工事に入る他の学校に子供を通わせている保護者からも不安の声が挙がっており、ここで各学校が工事に入る時期を示す必要があります。加えて、工事期間中も近隣の他の学校の給食施設から給食を配送する等、できるだけ市が責任を持つ形での代替給食を望む―との内容です。

③は過疎が進む伊那市高遠の山合いの保育園の話。
高遠第2・3保育園が、園児数の減少で閉園の危機にあります。市の規定では、定員45人の半数を2年連続で下回ると、その翌年から休園に。そして、休園状態が5年続くと廃園になります。この高遠の保育園では、2年後の平成29年から休園となる見込みです

この地域ではIターンの方々も増えており、小規模で自然豊かな保育ができる魅力もあります。住民が知恵を絞って人口を維持し、子供たちを増やす取り組みが求められています。

地域に対して「休園になるよ」という説明が市からあったのは、昨年末。今年7月に保護者らによって「存続に向けた住民の会」が立ち上がりましたが、いかんせん休園まであと1年半…。その間に「自分たちで人口を増やしてね」というのはあまりにも酷でしょう。もっと早く危機を伝えるべきだったはず

現状では保育園存続問題に関して、人口対策を住民に丸投げしているように感じる市の姿勢ですが、「住民が動いてくれたらサポートします」というだけでは、かなり上から目線ですよね。人口が減ったのは住民だけの責任ではない。市も責任を感じて、共に動く姿勢を見せるべきです

今夜はしっかりと原稿を詰めて、明日の討論に挑みたいと思います。

結果はまたご報告します!!
by yagitakuma | 2015-09-08 18:59 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)