アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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お祭りは地域の活力のバロメーター。船着き場の神様の小さな祭典にて

今日は「はしば」がある伊那市坂下区入舟町で、小さな小さなお祭りがありました。
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天竜川の河岸段丘の坂の下にある「坂下区」。かつて船着き場があった「入舟町」。
伊那市中心部の地形と歴史がわかるこの地名。素敵ですよね。

お祭りは、その船着き場の跡に鎮座する小さな神社、伊那弁財天宮の例大祭です。

七福神の中で唯一の女性で、琵琶を弾く姿の弁財天さんは、芸能の神様。
飲み屋街の一帯は、かつて芸者さんの置屋が立ち並んでいたそうです。河川の増水で船が足止めになると、旅人たちが逗留して賑わったとか。この弁財天さんも、そんな歴史を伝えているのかもしれません。

例大祭は、地域住民が守り継いできた祭事。
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「玉串奉納ってどうやんの??」
「まあ、間違えても神様は許してくれるらー」(笑)

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参加したのは、区の役員や地元商店主。

数多くあった祭事が、減り続けている時代。
それぞれに伝統と地域の特色があり、消えていくのは本当にもったいない。

坂下区でも、毎年夏に行われていた灯篭流しが最近、なくなりました。
伝統を守るマンパワーを維持するために、地域として何が必要なのか。
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伊那弁財天宮は、このディープさ漂う二つのモニュメントのたもとにあります。
川の風が、いつも心地よい場所です。
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by yagitakuma | 2016-05-08 18:34 | 日々のよもやま | Comments(0)