起業を語る、伊那まちを語る、ローカルベンチャーミーティング。第一回が終わりました。
35人くらいと予想以上の参加者で、大幅に時間をオーバーしてしまいました。ゆる~い会に、と思っていましたが、ガチンコのアツい意見交換に。手探りの運営で至らぬ点も多々ありましたが、いかがだったでしょうか?
趣旨説明と、参加者の自己紹介に続き、伊那まちの空き店舗や新規出店の状況を説明。そして飲食店開業を目指すゲストスピーカーによる起業への思いと、それに対するアイデアを出し合う意見交換。意見噴出で盛り上がりました。
那須野浩太郎さん。埼玉生まれ伊那育ちの38歳で、スポーツバーの開業を目指しています。会場の女性陣からは
「イケメ~ン」との声(笑)。起業への日々を、ブログ「那須野浩太郎ブログ~好きを仕事に。アラフォー男の起業記~」
http://blog.livedoor.jp/nasunokotaro/につづっておられます。ぜひ読んで応援しましょう!!
伊那北高を卒業後、美容室勤務を経て入社した会社で飲食業の面白さに目覚め、「いつかは店を」と考えていたそうです。スポーツが好きで、目指すのはそんな人たちが集う店。ワールドカップなどビッグイベントがある日はワイワイと、普段はまったりとスポーツ観戦を楽しむ。そんなイメージだとか。
スポーツバーという業態が伊那で成立するのか??というところから、どんな要素があれば経営が成り立つかを、参加者が真剣に議論。いろんなアイデアがモリモリ出ました。
もちろん厳しい意見も。「なぜスポーツバーなのかが見えない」「お金を貯めてから、武器となるメニューを学んでからの方がいい」との声もありました。盛り上がった!!
僕が感じたのは、「
とりあえずやってしまえ!!でもいいのでは」でした。
しっかりお金を貯めて、銀行を納得させられる事業計画を立てて、創業スクールを受講して…という過程が手堅い王道。でもそれって、しっかり勉強して、いい大学に入って、大企業に入って…という道になんとなく似ているような。ゆるく、自由に、エイヤー!!という生き方が「イナカチ」なんじゃないかなーと思いました。
でも、参加してくれた不動産会社の社長さんの意見に納得。
「お金があれば、開業後に自由が利く。お金を貯めることや創業スクールに通うことをしない自由と、開業後の自由のどちらを取るか」と。なるほど、一理ある!!!
といった具合で、聞いてる側もとても勉強になる場でした。
那須野さんタイムが盛り上がりすぎて伊那まちの将来像をあれこれ語る時間はなかったけど、いろんな起業のアイデアを温めている方々も来てくれて、今後もおもしろい展開になりそうです。運営側も今回の問題点を洗い出して改善し、より充実した時間にできるよう努力します。みなさんも、ぜひ来てみてください!!
終了後も誰も帰らず、あちこちで盛り上がる図。
次回は6月7日(火)午後7時から、場所は同じ「タウンステーション伊那まち」です。
ゲストスピーカーのテーマは、「中高生の居場所づくり」「大学生のアンテナキャンパス」というイメージになりそう。会を重ねるごとにいろんな人がつながっていけばいいな、と思います。
終わってから片づけをお任せして、高速に。
3時間半後の今、大阪・ミナミでこれを書いています。
明日は姉の事件の第2回公判。
12時間前は議場にいて、6時間前は伊那まちのアツい場にいて、6時間後には法廷に座る。人生いろいろあるなーと、つくづく思います。
那須野さん、ともに頑張りましょう!!!