10月1日は、日本酒の日。そして、恒例の「信州カンパイFES2016」がありました。
日本酒の日って何??という答えは、日本名門酒会のHPから。
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「10月は収穫された新米を使った新酒が造り始められる時期です。昭和39酒造年度まで、酒造年度は「10月1日から」と定められており、蔵元では「酒造元旦」として祝っていました。こうした経緯から、昭和53年に日本酒造中央会が、10月1日を「日本酒の日」としました」
その日に合わせたカンパイフェス、日本酒酒場としては乗らないわけにはいかない!ということで、今回はしばも初参加。長野県発祥の乾杯イベントだそうで、午後7時に県内の飲食店などで一斉に地酒で乾杯するだけのシンプルな企画。イベントを知らずに来てくれた人たちも無理やり巻き込み、けっこう盛り上がりました。
午後7時に、一斉に「カンパーイ!!」
いいイベントです。バタバタしてカウントダウンがうまくできなかったけど、来年はもっと盛り上がるように工夫します。
最近、日本酒を飲む人が増えています。特に若い世代や女性のファンが目立ちます。
店としてもありがたいことですが、酒蔵が多い伊那谷にとっても、追い風だと感じています。
日本酒の消費量自体は昭和40年代のピーク時から3分の1に、蔵の数も半減…と厳しい状況に見えます。ところが、「純米酒」などこだわった日本酒に関しては少しずつ消費量が伸びているそうです。
これは、地域の農業にとっても朗報です。米の消費量が減る中で、日本酒の消費量が伸びることで水田を維持することにつながります。伊那谷でも、地域の米にこだわった酒造りに取り組んでいる蔵もあります。一杯の酒の背景に、地域の農業までつながるストーリーを思い浮かべながら、楽しみたいものですね。
「日本の成人が1日〇合日本酒を飲めば、耕作放棄地問題が解消される」的なデータがあれば面白いなぁ。
なにしろ旨いです。最近の日本酒。
「日本酒はちょっと苦手で…」というみなさんも、ぜひチャレンジしてみてください。
初心者でも飲みやすいお酒をチョイスしますよ。