大阪レポート第3弾。
今回は、翌日のミッションのためにキタの繁華街にあるカプセルホテルで一泊。
ホテルのすぐ裏手が「堂山」と呼ばれる一角で、ここは知る人ぞ知るゲイタウンです。
新宿2丁目をもう少し目立たなくした感じでしょうか。
久々に散策してみると、親密な様子の男性たちがちらほら。
ここで、ふと思ったんです。
大阪や東京には、このように性的マイノリティーの人たちが、自分を出し合える場があるけど、地方ではどうなんだろう??
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略)を含む性的マイノリティーは、日本では13人に1人の割合だ-との調査結果もあります。当然、地方にもいらっしゃることでしょう。
誰にも言えない状態は、とても苦しいのではないか。
「結婚しないの?」
「恋人いないの?」
「はやく親を安心させてあげないと」
……。
そんな何げない言葉に、傷ついているのではないか。
現在、伊那市議会でも「婚活のサポートに力を入れるべき」との議論がよく出ます。
上記のような言葉が人を傷つける可能性があるのなら、婚活サポートに取り組む前に、性的マイノリティーの方々の存在を把握する必要があるのではないでしょうか。
僕は大阪時代、通天閣がある新世界で、オカマのママが営むお好み焼き屋に入り浸っていました。
新世界にも「ひと昔前」の雰囲気ですが性的マイノリティーのコミュニティーがあり、みんなに仲良くしてもらったおかげで僕も、オカマやゲイの人たちが身近になりました。
ママは、よく言っていました。
「最初はずっと隠してたけど、本当の自分をさらけ出せてすごく楽になった」と。
あらゆる多様性を認めあえる社会になってほしい。
さて、何から始めたらいいのだろうか。
※恥ずかしながら、性的マイノリティー=LGBTだと思っていました。LGBT以外の性的マイノリティーが存在することや、そもそも「性的マイノリティー」という言葉自体の是非に関する議論があるそうです。便宜上、今回のタイトルでは「LGBT」としています。
この記事も参考にしてみてください→
「LGBTと性的少数者の違い、日本人の誤解とは? 当事者で対立の歴史も」
大阪から戻り、昨日から伊那市議会経済建設委員会の視察で北海道に来ています。
次からは「北の国から」レポートです!!