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アルプスをつなぐ街から~八木たくま日記

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伊那まちで出店しませんか??伊那市駅前廃墟再生バルストリート、いよいよ始動です。

JR伊那市駅前の廃墟となっている商店街を、バルストリートとして再生する計画。再生に向けた具体案が固まってきました。
昨日、協力してくださっている建築士、司法書士、不動産業の方々とともに、現地打ち合わせをしてきました。

建物の強度や地権者・所有者の方々の同意等、実現に向けて壁となる要素はほぼ解消できた-との判断になりました。これからエリア全体のコンセプトとデザインを決め、3月末~4月ごろを目標に、入居店舗の公募を行いたいと考えています。

参考としたのは、大阪・キタの事例。↓
「廃墟群がオシャレなストリートに生まれ変わった事例が、ここにあった。大阪で考える伊那市駅前再生への道」http://yagitakuma.exblog.jp/26074232/

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伊那のこの一角が、
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こんな雰囲気になったら最高ですね!!

使える区画は、計8軒分。同時にオープンすれば、かなりのPR効果が期待できます。
伊那まちに、外から人を呼び込む核にもなるでしょう。

外にオープンスペースもあるので、ジャズライブや小さなマルシェが開催されたり、空の下でガヤガヤと飲めたり…。
夢がふくらみます。

運営は、山と街をつなぎ、人とお金を呼び込む活動に取り組むアスタルプロジェクトが担います。「登山基地・伊那」のイメージ形成にマイナスとなっていた駅前の廃墟群を再生することで、「山から街へ」の人の流れを作りたい。

公募の詳細は決まり次第ご報告しますが、現時点での内部の様子を少しだけ。

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旧串揚げ屋「じんや」


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旧居酒屋「銀蛍」


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店名不明のレトロモダンな店。
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菖蒲かな?壁紙がカッコいい!!


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ここがすごい。
かなり広いキャバレー「バレンタイン」
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白いグランドピアノ。シャンデリア。
まるで昭和のテーマパークです。ゴージャス~~
カジュアルフレンチなんかが似合いそう。女性に人気が出そうですね。

ほかにも…
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どの店も、伊那として今後呼び込みたい外国人観光客にも喜ばれそうです。

昭和の時代に歴史を紡ぎ、長い眠りから覚めた空間たち。
多くの方々の、さまざまな思い出が詰まっていることでしょう。
その価値に敬意を表し、レトロな雰囲気の伊那まちになじむように、基本的にはそのままの雰囲気を残したいと考えています。

不確定要素も残っているため正式な公募はまだ先になりますが、伊那まちでの出店を考えている方に検討していただくため、先行してご紹介した次第です。
もし身近に興味がありそうな方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

我々の思いに賛同してくださった所有者、地権者の皆さん。ご協力いただいている専門家の方々に、感謝です。

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by yagitakuma | 2017-02-10 00:17 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(2)
Commented at 2017-02-12 22:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 城取 秀文 at 2017-02-15 09:20 x
昭和モダンな感じで、すごく良い雰囲気ですね♪
近年の、車でしか行けないような郊外型ショッピングセンターばかりの都市開発は正直もううんざりですが、このような旧来の空き店舗の再利用は是非応援したいです。
当方は家具屋を経営していますが、直せばまだ使えそうなレトロな中古椅子等もありますので、もしも新規経営者の方がお望みなら、無償でお譲りしますよ。
廃棄するにもお金が掛かるし、希望者に使っていただくのが一番です。

常に新しい土地に新しい施設を開発していく野放図な都市計画は、人口減少社会においては、やがてインフラ等を維持管理出来なくなり、将来に大きな負債を抱えることになるでしょう。
そうではなく、すでにインフラの整っている既存のまちの再利用を促し、国全体のスローガンとなっているコンパクトシティ実現に向けて、行政も市民も一体となって取り組まなければいけませんね。