港町、気仙沼の夜。
屋台村的な場所があったはず!!と楽しみにしていた八木。旨いもの、満喫できました。
プレハブの仮設商店街「気仙沼復興商店街」に、寿司屋さんを発見。
あさひ鮨さんの「フカヒレ寿司」やら、カジキマグロやら。堪能。
復興屋台村では、サメの心臓「モウカの星」を。
こんな臭みがなくて旨いのは、初めてでした。さすがサメの街。
気になったのは、これら仮設店舗の今後。
いずれも3月には現在の場所での営業は終了し、希望者は近くに完成する商業施設に移るそうです。建設中のその建物を見ましたが、ごく普通の鉄骨造りの味気ないものになりそうでした。
「この雰囲気を残すべきでは」という声が店主さんから出ているそうですが、団結して行政に要望する動きにはならなかったそうです。
法的に難しかったのかもしれませんが、少なくとも希望する店に関してはこの雰囲気を残すべきではなかったのか。外から訪れる人にとって、どこにでもあるような建物に入居した店と、6年前の慟哭とみんなの希望が詰まった雰囲気が残る店とでは、「また行きたい!!」という気持ちが格段に変わるはず。
事情を聴くと、意見をまとめるリーダー的な人がいなかったようです。
もし、残すことが法的に可能だったのなら、地域にとってももったいない話です。
個人的にも、もうこの雰囲気が味わえないのは、すごく残念です。
とはいえどんな形になっても、応援し続けます。
新天地での商売がうまくいきますように…。