アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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ホヤ漁師と伊那との新たなつながりが生まれそうです。呑みあるきにぜひ!! 5年ぶりの被災地の旅

みなさん、「ホヤ」って食べたことありますか??三陸のホヤ漁師さんと、伊那との新たなつながりができそうです。
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5年ぶりの被災地への旅。
2日目の夜は、宮城県の牡鹿半島の先端に位置する小さな漁村、石巻市谷川(やがわ)地区へ。区長の渥美勝彦さん、伯子さん夫妻と5年ぶりの再会。まだ仮設住宅暮らしでしたが、「飲んでけす」「泊まってけす」というわけで、久々に酒を酌み交わしました。
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アワビの煮つけ、サバのお刺身。旨い。このあたりは「金華サバ」の漁場です。

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震災1年の節目に書いたこの記事。
壊滅し、犠牲者が多かった谷川地区。住民が次々と去る中、故郷再生の願いを、流されてしまった伝統の獅子舞復活に託しておられました。

その後、多方面からの支援で獅子舞は復活。
集落の高台移転の場所も決まり、渥美家は真っ先に自宅を再建、この春には引っ越すそうです。

住民が激減し、苦労話もたくさんありましたが、お二人の明るい表情に少し安心。

そして、自家製のホヤの塩辛の旨さが、驚愕でした。
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これほど日本酒に会う食べ物は、他にないのではないか。
「今は日本酒ブームだし、絶対売れますよ!!」と商品化を後押しする八木。
でも、「自宅を再建したばかりで加工場を作る金が…」と渥美さん。うーん…。

翌日、息子でホヤ漁師の渥美貴幸さんにも会えました。

再度、塩辛の商品化を訴えました。
鮮度が命の生ホヤより、飲食店としてははるかに扱いやすい。今は、クラウドファンディングといった資金集めの手法もあるし、この浜のホヤにはストーリーもある。
貴幸さんも乗り気になってくれたみたい。いつか「はしば」でこの塩辛が出せる日が来ることを、心待ちにしています。

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無残な姿になっていた港も、立派に再建されていました。

ホヤって、「ホヤしゃぶ」や「味噌叩き」等、いろんな食べ方があるそうです。
そこで思いついたのが、伊那が誇る呑んべえイベント「伊那街道呑みあるき」に来てもらうこと。焼きホヤ、ホヤしゃぶ、塩辛、そして地酒……絶対喜ばれるし、ホヤも売れる!!

話がすごく盛り上がりました。
帰ったらさっそく、実行委員会に提案してみます。
楽しみです(^^)

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再建した自宅の前で、貴幸さんと。

5年前の記事を読み返すと、最後に僕はこう書いていました。

被災地には今、忘れられることへの不安がある。遠く離れた関西で、私たちにできることは多くはないかもしれない。
だが、「忘れない」ことはできる。再び獅子が力強く谷川で舞う日を、待ち続けようと思う。


獅子舞は復活しました。
僕も谷川のことを忘れず、ずっと気にかけてきました。
そして、「忘れない」の先に生まれそうな、伊那と谷川との新たなかかわり。

「応援する」から「共に歩む」関係へ。
こんなに嬉しいことはありません。
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by yagitakuma | 2017-02-16 10:14 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)