アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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2017年 03月 06日 ( 1 )

一般質問内容③ 明らかにスケジュールに無理がある計画。江戸時代の旧家の観光活用に約1億2千万円…

一般質問の3つ目のテーマは、伊那市高遠地区の城下町にある旧家「中村家住宅」の活用策についてです。
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江戸時代の町家で、初代高遠町長が輩出するなど市として貴重な建築物であるとの判断のもと、昨年市が所有者からの寄贈を受け入れました。
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建物の裏から見ると、その規模がわかりやすいと思います。

国の補助金を活用して観光拠点として整備する計画で、市役所内で検討した結果、「飲食などが楽しめる場所とし、周辺に観光客を誘客する」との狙いです。

しかし、整備のスケジュールにかなり無理がある。

今後「地元の関係者とどのような施設にするか協議」し、耐震診断を経て設計に入り、「8月に改修工事に着手。来年4月にオープン」とのこと。

民間での運営を想定していますが、誰が担うのかがまったく決まっていません。

年中集客が見込める都会で小さな飲食店をオープンさせるのならともかく、高遠城址公園の花見の時期以外は人通りも少ないこの場所で、しかもかなりの規模の施設を作るのに、運営者も中身も決まっていないのに1年でオープンさせる計画…

問題は、期限が区切られた国の補助金制度にあるとはいえ、はっきりいって無茶です。
オープンしても収益が上がらない場合は、市の予算からお金が投入されることになります。

この歴史ある建物を活用することに異論はありません。しかし、「国が金を出してくれるから活用しないと」という進め方では、将来市民がその負担を負うことになる。前回の投稿で触れた3セク「伊那市観光株式会社」の赤字施設と同じ構図です。

国の補助金の交付がすでに決定しているだけに難しい問題ですが、答弁を聞いて自分としての方針を判断したいと思います。
by yagitakuma | 2017-03-06 22:13 | 闘う議員日記 | Comments(0)