アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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伊那まち はしば、年末年始営業予定とニュース!!

こんにちは。居酒屋店主の八木です。
いよいよ年の瀬。
「伊那まち はしば」、年末年始の営業予定です。

今日から30日まで休まず、午後5時から営業しています。
大晦日と元日だけお休みをいただき、2日、3日も営業。4日をお休みし、5日から通常営業です。


今日と明日はのんびり営業できそうですが、30日以降は帰省してきた若者で伊那まちが最も盛り上がる時期。楽しみです。

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メーンの日本酒は、ミーハー酒を地元勢が迎え撃つラインナップ。
最近メニューに載せる種類がどんどん増えて、20~25種類程度になりました。
まだ増えそうだ。A4に書ききれなくなってきた!!
あ、井の頭が写真に入ってない…(..)

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フードメニューも増えて、地元農家さんのお野菜や鹿肉など、ローカル色がどんどん強くなっています(笑)
写真は昨日のメニューですが。

そして…
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念願の個室が登場!!
物置となっていた玄関脇の小部屋を改造。外が見える素敵な場所になりました。
こちらも地元の木材を使い、地元の大工さんに手伝ってもらい、地元の作家さんの可愛いザブトンも。まだまだ進化中ですが、ボチボチと完成させます。

ここで客としてゆっくり酔っぱらってみたいなーと思いつつ、年末年始はフルにカウンターに立ちますので、どうぞよろしくお願いします!!
by yagitakuma | 2015-12-27 16:11 | 伊那まち はしば | Comments(0)

「住民に丸投げ」批判もありましたが、ようやく住民と行政の歯車がかみ合ってきたようです

クリスマス日記その②
またまた高遠の保育園存続問題です。
住民と行政の歯車がかみ合ってきた!!という嬉しいお話。

住民の会が使えそうな物件を見に行った後(物件見学の様子はコチラ)、住民の会の中で懸案だったもう一つの物件をみんなで視察。

その物件は、高遠・御堂垣外地区にある伊那市が所有している旧教員住宅です。
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2DKで、移住して最初に住むにはちょうど良い広さですが、老朽化を理由に長いこと募集停止状態になっていました。
移住者を受け入れるための物件確保に苦しむ住民の会としては、なんとしてでも活用したい物件。少し前に会として市に要望書を出しておられます。

みんなで中を見て、「これはすごくいい!」「なんとか貸してもらえないのか…」

その場で担当部署に問い合わせてみると、この物件は
・市営住宅条例に入っている物件で、老朽化で市が入居者募集できない
・条例の市営住宅の用途をはずして「市の普通財産」扱いとすれば、利用可能になるかも
・地区に貸し出す等、住民の会に使ってもらえるよう3月議会に提案すべく準備中
とのこと。

なんとスピーディーな対応!!

これまで行政の対応の遅さを感じていましたが、ようやく住民の活動に乗ってきてくれた感触です。
それも、来年度の園児数を確保した住民の会の努力があってこそ。

今後は移住希望者のアンテナに引っかかるよう、情報発信に力を入れなければ!!

現場であーだこーだと話をしていると、僕自身もすごく勉強になります。

メンバーの大工さんの家で話合っていると、何やら目線が…
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お、お騒がせしております(..)


この日の午後の議会では一転、少し残念なこともありましたが…。
それはまたあらためて。
by yagitakuma | 2015-12-25 22:48 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

高遠保育園存続問題に立ち向かう住民の会にクリスマスプレゼントが!!

何らクリスマスらしいことなくクリスマスが過ぎようとしている八木です。こんばんは。
一日中トナカイのように走り回ってました。

クリスマスで店が暇なので、今日の記録を。

その①
保育園存続に向けて頑張る高遠・藤沢谷の面々に、クリスマスプレゼントが!!
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(写真と本文は無関係です)
伊那市民ならわかる、高遠・杖突街道の謎の人形が、1人増えてました(笑)

12月議会でも議論になった高遠第2・第3保育園存続問題。(ややこしい名前の保育園ですが、ずっと前に2つの園が統合されて以降こんな名前ですが、1つの保育園の名前です)

住民組織が移住者受け入れに本腰を入れ始めましたが、移住者用の住宅確保が難航しています。過疎地で空き家はたくさんあるものの、所有者が「貸してもいいよ」と言ってくれる物件がほとんどないんです

そこで役に立つのはやっぱり人脈!!
僕の知人の居酒屋店主が、「高遠の実家が空き家になっている。使ってもらっていいですよ」と。
神の声だ~サンタクロースや~


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今日、住民の会の方々と一緒に、現地を見させてもらいました!
物件は、なんと高遠北小学校のすぐ近く。日当たりも良く、畑付き。子供が小学校に入っても、歩いて通える距離。これはありがたい!
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築100年以上の立派な家。中は水回りもきれいで、すごくしっかりした造り。部屋がたくさんあって、シェアハウスや農家民泊、移住体験ショートステイなど、アイデア次第でかなり幅広い使い方ができそうです。

沢の音。鳥の声。でも、国道からすぐ近く。

ご両親が他界されてから、草刈り等の維持管理が大変になっていたとのこと。
そんな事情もあってか、「なんでも好きに使ってください」と。住民の会の面々が「借りてくれる移住者が出てきたら賃料をお支払できるけど、会で借りているうちは草刈りくらいしか…」と恐る恐る申し出ても、「どんな条件でもいいですよ!」と…


神の声だ~サンタクロースや~!


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(もうええって)

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家の前で、みんなでアイデアを出し合う。
実際に活用できる物件が出てきたことで、活動のイメージがどんどん具体化していきます。
会は有機農家や元信大生など「よそ者」が多いことも、移住者を呼び込む上での強みになることは間違いないでしょう。

こんないい話を提供してくださったのは、伊那市中心部の沖縄居酒屋「カフー」の北原さんです。
島言葉「カフー」の意味は、「吉報」「よい知らせ」。


伊那って、本当にいい人が多い。こんな素敵な地域。みんな移住してきませんか??

今日は住民の会にとってもう一ついいことがありましたが、それは次回に。
by yagitakuma | 2015-12-25 22:07 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

12月議会、八木の一般質問全文③「高遠保育園問題について」

12月議会一般質問全文、最後は「高遠保育園問題について」です。

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次の質問ですけども、次は、高遠第2、第3保育園の存続の問題です。住民組織が努力を続けていますけども、それに対する市の支援策はどうなのかというところです。
 高遠第2、第3保育園存続に向けた住民の会の方々の懸命な努力で休園ラインをクリアする児童数の確保にめどがたとうとしているということです。今朝の新聞にもありましたし、きのう飯島進議員の質問でも出てきましたけど。ただ、確保できるかどうかというのは、まだ不透明な部分があるということで、それは後ほど触れさせていただきますが、とにもかくにも住民の会としては結果を出しつつあるということです。
 一方で、その住民の活動と比較して市の施策はどうも見えづらいと。今後、予想される人口減少の局面で市内各地の保育園、小学校、いろんなところで同様の問題が出てくることは確実だと思います。住民に人口増の努力を求めるということは市長も再々おっしゃっていますけど、それだけではなくて、今後各地で出てくるであろう同様の問題に対するモデルとなるような市の施策を期待したいところです。
 この保育園に関しては、昨年12月に休園になるよと、そういう可能性があるよという説明会があって、そこからいろんな取り組みが始まりましたけども、住民の方々がいろんなことをやっておられると。その一方で、この間、市役所の中で、庁内でどういう議論があって、具体的にどんな施策、支援が行われたのか、そのあたりについてお聞きしたいと思います。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) ビジョンが見えない、政策が見えないという御指摘でありますが、1つには定員を変えればいいじゃないかということを何回も言われました。でも、決してそうではないということも私は言い続けました。過去には定員が90名の時代もあったし、それが60名に変えろということで60名になり、現在では45名と。じゃあ、これを30にすればいいのかというと、最後はなくなってしまうわけであります。ですから、そうしたことではなくて、地域の取り組み、情熱、ムーブメントが必要であるということを私は最初から示しているわけであります。これはビジョンの1つでもあるというふうに私は捉えております。住民運動が大事だということであります。
 経過につきましては、後ほど所長のほうからお話をさせてもらいますが、一方ではこの藤沢の谷、杖突峠から高遠に至るこの152号でありますが、昔ながらの街道として、またすばらしい景観を有した場所であります。森林資源も、また景観も伝統も文化もどこにもないようなすばらしい場所でありますし、1日に大体3,000台から4,000台が通過しているということ。こうしたことを考えて、今市としてもこの地域全体を第2、第3だけではなくて、藤沢の谷全体をどうやったら活性化できるかということをずっと考えてきて、1つのアクションがいよいよとれそうな場所まできております。しかし、これも行政がやるのではだめでありまして、地域の皆さんと一緒になってやって、地域の皆さんがやるぞということの中で、行政は国からの補助金なり、また一緒になって草刈りをしたりと、あるいは苗を植えたりといったことに取り組んでいくわけであります。これも1つの政策であります。
 私は第2、第3、この動きについては非常に可能性が大きいというふうに見てます。地域の皆さんが本気になって動き始めれば必ず答えはいい答えが出てくるというふうに考えておりますし、そういったことは言えるわけでありますので、こうした動きが小さくならないようにしっかりと応援をしていきたいという考えであります。
 市のビジョン、政策についてはこの第2、第3だけではなくて市全体の中でのまた方向づけも状況を見ながら改めてお示ししていきたいという考えであります。○議長(伊藤泰雄君) 広瀬高遠町総合支所長。
○高遠町総合支所長(広瀬源司) それでは、これまでの取り組みにつきまして私のほうからお答えをさせていただきたいというふうに思います。
 高遠第2、第3保育園に通う園児たちの主たる地域であります長藤、ミヨシ、藤沢の地域は、高遠町地域の中でも特に過疎化が進んでいる地域でもあります。過疎対策として平成13年から地域活性化整備事業等によりまして、長藤、ミヨシ、藤沢地区に12世帯の住宅を建設し、若者定住対策を図ってきたところでございます。現在は、新築住宅等補助金、空き家取得等補助金、空き家バンク登録推進補助金、廃屋取り壊し事業補助金、定住助成金、通勤補助金、出産祝い金など、過疎対策地域定住促進補助金により定住対策や子育て支援を進めているところでございます。今、市長の話がありましたように藤沢の谷は豊かな森林資源を昔から引き継いでいる美しい景観、伝統、文化などすばらしい地域でありますので、さらには国道152号線杖付峠でありますが、市長の話にありましたように1日平均で3,000台から4,000台と多く通行しております。地域の活性化に向けた大きな可能性があるというふうに思っております。保育園の存続に向けた第2、第3保育園の存続と未来を考える会を設立し、地域における保育園存続に向けた取り組みが始まっておりますので、地域の実情を踏まえた活動により園児の存続に向けた提案が出されれば可能な限り支援をしていきたいというふうに思っております。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 今御説明いただいたさまざまな施策というのは、これは第2、第3保育園が休園になるよという見通しが出てきた以前からの施策であると思うんですけども、そのとおりですよね。
 私がお聞きしたいのは、昨年12月に住民の方々からすると、本当に寝耳に水という話で休園になるかもしれないという話が出てきたと。その後に、ほかの伊那市の保育園の減少問題にも関連してきますけども、この保育園のために何ができるのかということを庁内で議論があったのかどうか。具体的にどんなことが行われてきたのかというところをお聞きしたかったんですけども、いかがでしょうか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) この第2、第3の動きについては、私どもも当然数字が減少しているのは知っておりましたし、ゆえに地域の皆さんにそうした動きを始めてほしいということも伝えてまいりました。
 ほかに行政としても、この地域全体を、例えば日本で最も美しい村連合への加盟をすることによって、自信と誇りを取り戻し、またそれを突破口にして新しい動きも始まりましょうというようなことをしたり、またさっきちょっと触れましたけども、国の山村活性化支援事業というものをとって、これから藤沢の谷のみんなでやっていきましょうと。遊休荒廃農地の解消に向けた取り組みや、新しい資源の見詰め直しといったことをやりましょうということで、これから始まります。
 きのうは飯島議員からオーガニックの話もありました。これも可能性の1つだと思います。そうしたことで、あそこに定住するバックボーンのきちんとした形成と、それからあそこに子供をまた誘導できるような施策、例えば、考える会ができて、あるいはその前でもそうなんですけども、ミヨシから送迎をする車がポンコツになっちゃったといったときにも即対応して新しい車を用意しながら、人数が減らないようにということもやってまいりましたし、さらには考える会からの要望の中では、送迎車両の停留所を増設してほしいと。これも対応してます。また、高遠図書館へ第2、第3保育園の活動の様子を・・・してくれないかということもやっております。信州型の自然保育の団体としての認定申請も10月に行っております。決して何もしてないわけではなくて、いろんなことをやりつつ、また地元の皆さんの実勢を尊重しつつ、今動いているというのが実情であります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) いろんな施策、いろんな考えを進めているということは理解できましたけども、住民の方々としては、なかなか子育て世代が中心となって人口増という国家レベルの問題に立ち向かっていくというのは大変なことで、これを短期間で結果を出すというのは非常に酷じゃないかという話は以前にも申し上げましたけども、その中で皆さん必死になって取り組んでいる中で、市の施策がなかなか見えないということは感じておられるということは申し上げておきたいと思います。
 少し、ちょっと整理したい部分があるんですけども、住民の方になぜ、先ほど市長が定数を見直してほしいという声はあると、でもそれはするつもりはないというふうにおっしゃっていまして、私もその定数をすぐに見直すということは、現時点ではデメリットのほうが多いのかなというふうには感じていますけども、なぜなのかというところが丁寧に住民の皆さんに伝わってないんじゃないかと思うんです。
 先ほど、定数をだんだんに減らしていくということはいずれ消えてしまうじゃないかと、そのとおりだと思います。しかし、昨日、飯島進議員の質問、定数をどうするんだという話でのお答えは、一定規模以上の集団での活動というのが生きる力を育むためには必要だというふうにもおっしゃっていました。もう1つ、もちろん財政的な部分もあると思うんですけども、今私が聞いている限りでもその3つの理由があるというふうに思います。そのあたりを一度整理して住民の方に伝えることが必要なんじゃないかなと。住民の方はお金の問題なのか、子供たちの保育環境が余りに子供が少ないとよくないからなのか、あるいはだんだん減らしていったら消えちゃうじゃないかということなのか、どうもあんまり伝わってない感じがするんです。
 これから住民の会として、どういうことに取り組んでいくべきなのかということを議論していただく上で、一度、市長のお考えというのをもう一度整理して伝えるべきなんじゃないかなというふうに考えていますけども、いかがでしょうか。○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 私が行って話をする、あるいはしてほしいという話もありました。しばらく前なんですけども、そのときにはお断りしました。というのは、単なる要望、要求になるだろうということを見越したからでありまして、やはり何とか行政にやってほしいということを言っている限りは変わっていきませんので、そうではなくて、自分たちがみずから立ち上がって動き出すといったことが見えてくれば、私は幾らでも行きますよということでスタンスは変わっておりません。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 市長がそのようにおっしゃることも理解はできるんですけど、一方で非常に冷たい言い方だなというような感じもするんです。これは、実際に住民の方も感じておられることなんですけども、確かに要望するだけのお客様市民というのは、これからは通用しない時代になっていくだろうというのは私もわかってますけども、一方で本当に、市長じゃなくてもいいですけども、市長みずからが一緒に走るんだという姿勢を見せる、そういうことがすごく大事なんじゃないかなと思っています。先ほど申し上げたように、子育て世代で皆さん仕事を抱えながら、一方で地域を何とか再生していく、人口をふやしていくという、こういう難しい課題に立ち向かっていくというのは、非常に大変だと思うんです。それに対して、市が寄り添ってくれてないという感覚は皆さん持っておられると思うんです。そこは市長も理解していただきたい。一緒に走るんだという姿勢が市役所と住民の間に見えてこそ、住民の皆さんも、若い世代の皆さんも息切れせずに走れると思うんです。
 前回、9月議会でこのお話を市長とやりとりさせていただいたときに、市長はこれからこの藤沢の谷に人をふやしていくためには、やっぱり口コミが一番いいんじゃないかということをおっしゃってましたけど、実際、先日議会と保育園との懇談の場で移住者の方が、人が人を呼んでくるんだということは出てました。きょうもほかの議員さんのお話も出てましたけども。でも口コミで広めようにも、今、実際目の前の問題としては、保育園が消えてしまうかもしれないということは突きつけられている。そして、市も一緒に走ってくれているんだということであれば、みんないいところだからおいでよ、ちょっと減っちゃっているけど市も頑張ってくれているから、一緒に走っているからおいでよ、一緒にふやしていこうよと言えると思うんですけども、今の状態であれば、いや市が冷たいんだよ、いいところなんだけど市が冷たいんだよ、なくなっちゃうかもねってどうしても出てしまうと思うんです。そこは本当に、市長がおっしゃっている住民が走らないといけないということは、もちろんそうだと思うんですけども、一方で励ます、一緒にやろうという姿勢を見せてほしい。そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 同じことをくどくど言うつもりはありませんが、考える会の中心となっている方、会長さんもいます。あるいは若手の方も、例えばIさんとか、Nさんとかいます。そうした皆さんに聞いてもらえれば、私の気持ちは伝わっていると思います。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 市長、伝わってます。伝わっているからこそ危機感持って動いてくれている。でも一方で、例えば行政の縦割りの弊害であるのか、子育て支援課であったり、住宅の問題だったら建設部門であったり、いろんなところに話を持っていかないといけない、その不便さもあるし、自分たちが一生懸命動いているけれど市のやっていることが見えてこないんだということは感じてらっしゃるんですよ。今おっしゃったIさんであるとか、お話はしてますので、やっぱり市長に対しては直接は言いづらい部分はあると思うんです、それは市長ですからなかなか言いづらい。こうしてくれよって言いづらいし、もっとやってくれよとは言いづらいとは思うんですけども、そりゃ市長の前では、はい頑張りますとしか言えない部分あると思います。ただ、どこかで、ちょっと何か冷たいなと思っている部分は持っておられる方がいるということは理解してください。そこは別に、批判だ要望だというのではなくて、やっぱり言いづらい部分があると思うんです。そこはわかっていただきたい。もっと奥底の心の隅のほうをそんたくしていただければと思うんですけども、ちょっと話はそれましたが、ちょっと時間がなくなってきたので先に進みますが、きのう飯島議員のお話の中で、中堅所得者向け住宅の所得要件の緩和という話が出ていました。これは、住民の方々が今、市の施策が見えてこないよって言っている中で、今真っ先にやってほしいことなんですけども、答弁として来年度には変えられるように検討中ということでした。これは実際には、すごく差し迫った問題となっておりまして、実は来年度にこの保育園への入園を希望しているという方の中で、御家族で住む家がまだ見つかっていないんだという御家族があるんです。地域の中堅所得者向け住宅に空きはあるんですけども、入居の収入要件を満たせないということだそうです。この方は、市長は当然御存じだと思いますけども、もともと高遠で地域密着の魅力的な豆腐屋さんをされていた御家族で、子供さんが5人もいらっしゃいます。そのうち、子供さんのお二人がこの保育園に入園してくれるということを言ってくださっているんですけども、この御家族が住む家が見つからなければ、たちまちこの存続問題に黄色信号がともってしまうということになってしまいます。この御家族の子供さんが入園できないという事態を避けるためにも、要件の変更というのを前倒ししてできないのか、あるいは市でその地域に、きのう40件高遠、長谷で空き家があるというふうに、貸せる、売却できる空き家があるというふうにおっしゃっていましたけど、すぐにでも紹介できる、仕事を投げ出して、仕事をやめてこっちに来られるわけですから、その最初の段階でも住めるように、住める住宅というのを紹介できるか、あるいはこの中堅所得者向け住宅の所得要件を早く緩和できるかどうか、そのあたりのことをお願いしたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) その前に、行政の立場についてちょっとお話をしますと、第2、第3保育園の皆さん、当時は要望、要求だけであればそうした、例えば語る会に押しても答えは出ませんよということを言いました。その後、会が立ち上がって、今IさんとかNさんとか、いろんな皆さんが本当に本気になって動き出しています、会長を中心に。こうなってくると、私は語る会はいいですよという、そういう立場ですので、それについては誤解しないでもらいたいと思います。
 それと、今話のありましたところにつきましては、高遠、それから長谷地区については、低所得者向けの公営住宅の戸数がもともと少ないということで、ソノダ住宅の空き家の公営住宅を活用して、子育て世代の生活支援ができるように入居条件を緩和したいということは話をしました。この前倒しにつきましては、できるできないこの場で申し上げることはできませんが、早速担当のほうで検討してみたいというふうに思います。スピードが大事だということは前々から私も認識しておりますので、可能かどうか、早速に検討していきたいということと、もう1つは将来的に所得の増額が見込められる若年層、あるいは子育て世代の所得要件というのは、これも緩和していくという考えであります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 心強いです。ありがとうございます。
 ちょっと戻りますけども、1点先ほど藤沢の谷が活性化していく大きなきっかけになるような1つのアクションがとれそうだというふうにおっしゃっていましたけども、これについては、ここで内容だけでもこんな感じのことを考えているよというふうなことは言えないんでしょうか。住民の方々の、それはおもしろいなと一緒に走れるような、そういうものであればぜひ言っていただきたいと思いますけども。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 私がここでしゃべってしまうと、ちょっと誤解を招く可能性もありますし、実はもっと大きな話まで広げられる可能性もありますので、これはもうちょっと先にしたいと思います。
 要するに、第2、第3の保育園を残す、あるいはそのために子供たちをというのは第2、第3のあるあの場所だけの話ではないので、これは藤沢の谷、片倉からずっと高遠のまちの近くまで全てのところに及ぶような、そうした仕掛けをしないとだめだろうと。またミヨシの山室のほうにも及ぶようなことをしないとだめだろうということの中で、今考えて温めていることであります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) わかりました。それが公表できる日が来ることを楽しみにしています。
 もう1点、きのう飯島進議員の質問の中にあった、いずれはNPOだったり、社会福祉法人であったり、そういうところに委託するということも1つの手じゃないのかというふうにおっしゃっていましたけども、それというのは、例えば今高遠の藤沢の谷、あるいはミヨシの地区でいろんな子育て、野外遊びであったりとか、自然を活用した保育ということを民間で取り組んでいる方々がいらっしゃいますけども、例えばそういう方々にNPOつくってもらって委託するとか、そういうイメージも持っておられるんですか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 1つの形としてはそういうことも選択の中にはあると、将来的ではありますけど。ただ、私は公設民営で走るときは走りますよ、当面の間はやります。ただし、今議論が始まっておりますけど、民営化という、これも視野に入れております。だから、あらゆる選択肢を今想定しながら伊那市に合った形というのをこれから方向づけをしていかなければいけないと。その中にNPOがあったりということもありかと思います。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) ありがとうございました。
 最後に、なかなか市長に直接お話をするというのは、先ほど語る会はやるよというふうにおっしゃってくれてましたけども、それは本当に早急に、膝詰めで話ができるような場所というのはあったらいいのかなというふうに思います。一方でこまごまとした要望というか、これはすぐに市として解決してもらえるんじゃないかというようなこと、住民の方々考えた上で、これだけはやってくれないかというようなことというのは、もっとスピーディーに実現するためには組織を横断したような、本当にはりついてくれるようなタンクトウの職員さんがいれば一番いいのかなというふうに思うんですけども、なかなかやっぱり、この話はどこに言っていいのかわからないというのはこういう事案では往々にして出てくると思いますので、そのあたり、すぐに市長と直結できるような立場の方、広く横断して組織の中で問題解決できるような方というのをこういう過疎地域に、これから消滅の危険があるよというようなところには配置できるような、そういう仕組みがあればなと思ってます。もちろん、地域おこし協力隊の方であるとか、これからどんどん入ってもらうというふうな考えもあると思いますけども、やっぱり職員の方が、この話はできるできないわからないけど責任持って担当部署、あるいは市長に伝えるよというような、そういう仕組みがあればこれからどんどん地方の人口減少と危機的な状況というのは加速していくと思われますけども、スピード感を持って住民のアイデアで解決していくためには、そういう組織を横断したような直接提言できるような、そういう立場の方がいればいいのかな。そういう方が住民の会議であるとか、そういうところに顔を出してくれる。住民の方もその人に求める、要望する、やってくれよばっかりじゃなくて、一緒に考えて、この点は市長に伝えるよというような、そういうことを言ってくださる方がいればもっともっと走れるんじゃないかなと思います。住民の方が息切れしないように、何とかそのあたりのことも検討していただければと思っております。
 これで質問を終わります。
○議長(伊藤泰雄君) 以上をもちまして、八木拓真議員の質問が終了いたしました。
 お諮りします。本日はこの程度にとどめて延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(伊藤泰雄君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこの程度にとどめて延会いたします。
by yagitakuma | 2015-12-24 06:09 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

12月議会、八木の一般質問全文②「高遠の露店問題について」

12月議会の一般質問全文、続いては「高遠の露店問題について」です。

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次の質問に移ります。次は高遠の城址公園の観桜期、さくら祭りの露店営業の一部において、暴力団の資金源となっている可能性があると、そういう問題です。
 高遠の城址公園の花見会場は言うまでもなく、伊那市の中で最も観光客が来てくださる場所です。地域の魅力を全国から訪れるお客さんに知ってもらうと、そういう場所にしたいという思いは市長も同じだと思います。残念ながら訪れる人の数というのは減少傾向にあって、一人当たりが落としてくれるお金も多くはないというのが現状です。今回、この取り上げる一件が、この城址公園のあるべき姿をオール上伊那、伊那なりで、そういう広い連携で名勝、高遠の花見会場の魅力づくりを考えるきっかけになればと思って質問させてもらいます。
 ことしの9月10日の信濃毎日新聞の朝刊に、茅野市に在住している暴力団幹部の男性が逮捕されたと、そういう記事が載りました。この事件については、8月に岡谷市で開催された岡谷太鼓まつりの会場で、この男性が出店者の女性に店を畳んで帰れと言うなど脅したとして威力業務妨害の容疑で県警に逮捕されたという内容です。新聞には指定暴力団傘下組織幹部というふうにありました。
 高遠城址公園のさくら祭りは本丸、最も観光客でにぎわう場所を毎年テキ屋さんたちが使って並んでいます。高遠城址公園は伊那市が所有する公園で、出店者には市が使用許可を出しています。それぞれ、この露天商の方には1代限りという取り決めを持って長年同じ方々が許可申請を出してきているという状態です。この露店の中に、先ほど触れた9月に逮捕された男性が関連している可能性がある、そういう店があります。市へのこの店の使用許可申請というのは、この男性の母の名義で出ていると。実際には御高齢であるために、実際の商売の現場にはこの男性の奥さんが出てきているということです。母親の名義で許可申請が出ていて、実際には奥さんが現場にいると。これは、この新聞報道で暴力団幹部とされたこの男性が実質的に経営している可能性があると判断せざるを得ないのではないかと思います。要は、暴力団の資金源となっている可能性があると。この伊那市の花見会場での収益がそういうことになっているという可能性があるということです。このお祭りのお店、テキ屋さんたちのお店というのは、この祭りの雰囲気づくりには欠かせないものだと思いますし、それを目当てにして来ているお客さんもたくさんおられると思います。しかし、ほかのお祭りの会場でトラブルを起こして逮捕されたと、そういう方が実質的に経営している可能性がある。そういう店に伊那市民の財産である市の施設を貸すのはいかがなものかと思います。市としてどのように対応するのか、見解をお聞きしたいと思います。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) ちょっと、この際ですので、1代限りという話も含めて高遠城址公園の中の店の分布図の話をしてみたいと思います。
 さかのぼること平成5年のころなんですけども、飲食をする店が昔はありました。そうした中で、撤去の話が出て、前々からいる皆さんも含めて平成7年に旧高遠町時代でありますけども、高遠町以外からのテキ屋さん、そうした皆さんについては、今やっている方が亡くなったらもうおしまいですよという約束をさせていただきました。当時は全部で11店舗ありました。これは伊那市内ではなくて、例えば茅野とか飯田、静岡等とありまして、こうした皆さんが11人いらっしゃって、それから経過する中で3名が亡くなって、今8人であります。そうした皆さん一人一人が1代限りと。その許可をとった方が亡くなれば一切営業権は消滅するということになっています。そのほかに、二の丸の中では伊那市商工会、高遠町ですね、伊那市商工会の募集をしたお店屋さんもあります。これは高遠の皆さん、あるいは、旧伊那市からも市民の出店ということで、これは三の丸でありますけども、1、2店出ております。あとは全て地元の皆さん、高遠町の皆さんでありますが、そうした1代限りの皆さんと、それから商工会が募集をして出店をする皆さんと、それから市内の昔から慣例的に出している、そうした皆さんの大きく分けると3つあります。今話になっているのは、この1代限りという8名の方に関してのうちの1人についての話ということで、これから話をさせてもらいたいと思います。
 伊那市の暴力団排除条例について言いますと、暴力団による公の施設の利用制限を定めているわけであります。これは、高遠城址公園のさくら祭りもこの条例に基づいて出店を許可しているということです。今現在、高遠城址公園のさくら祭りの出店許可については、1つは暴力団関係者及びその構成員は従事できないと、それから出店者本人及び同居の家族が従事することができる、出店者は出店確約書を提出する。出店各確約書に違反したものは出店許可を取り消し、次年度以降出店ができないと。こうした細かいことを盛り込んである中で、出店者には従業員の名簿を提出させております。この名簿を見て、本人と従業員、これが暴力団関係者かどうかというのは警察を通じて確認をしてます。これは毎年です。また、現地では提出した人以外の者が従事した場合にも、これも罰則になります。したがいまして、1代限りの人、もしくは従業員としてきちんと履歴なり確認をして問題ないという人以外はあの店の中には入れないことになっております。したがいまして、議員おっしゃるように暴力団とおぼしき方が経営を、実際にはそこに入っているのではないかということについては当たらないと思います。もし、そうであれば、即1代限りは取り消しになります。
 旧高遠町時代から非常に厳しい、そうした1代限りの方については出店制約を引きながらやってきておりますので、今後についても出店にかかわる申請も、また許可についても警察と連携して厳粛に、また毅然として対応していくという考えであります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 今、市長がおっしゃったのは、申請を出してきている方、あるいは現場で実際に商売をしている方については県警に照会しても暴力団関係者ではないということであるから問題はないと、そういう認識でよろしいでしょうか。
 であれば、役所の手続としてはそうなるのかもしれませんけども、市民の一般感覚からすると、実際この方は今の暴力団排除の機運が高まる前の城址公園の花見の会場の商売の現場には来ていたということです。その後実際には、暴排条例ができて、暴力団排除の機運が高まって、この方には来ないでくれということになったそうですけども、実際にはどうなのかというと、母親が申請を出してきていて、その家族の方が商売をしておられると。これで書面上は別の方が出してきているから問題ないといえるのかというところだと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 議員のおっしゃっている方がどなたに当たるのか、今母親が1代限りの1代に当たる人で、その娘さんが今従業員としてそこでやっていると。その相手の方が暴力団の幹部かどうかというのは私たちは知りません。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) それはもう知ろうともしない、そこまでは立ち入れないということですか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 今までの高遠町時代からの経過の中ではルールがありまして、あそこに出店する人が暴力団であったらだめだということ。1代限りの人が亡くなったらその時点でその店はおしまいだということ。従業員についても、従業員というのは、あそこで売り子なりする人についても暴力団関係者の場合は認めないということ。万が一、それらの人が入って売っていた場合には、1代限りおしまいですよという、そうした厳しいルールのもとに動いているということであります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 市民感覚とはちょっとずれがあるような感じはしますけども、いたし方ないのか。これはちょっと市民の方々が判断することだと思いますし、実際高遠のお花見の会場がもっといい形であるべきだと考えている方はたくさんいらっしゃいます。その方々の知恵も借りて、もっと魅力的な形にできるようにという趣旨で今回、そのきっかけになればと思ってこういうお話を出したんですけども、事実上が問題ないと考えておられるということですが、市民感情としてはちょっとどうなのかなという感じはすると思いますので、市として今まで高遠の花見会場を運営してきてきた立場とすると、当然、その方々とも密接なかかわりがあって、協力関係にもあったと思います。だからといって、よその会場でトラブルを起こして逮捕された方がかかわっているかもしれないということに関しては、市民感情としてはちょっとどうなのかなという感じもしますので、このあたりはちょっと庁内でも検討していただけたらと思います。
 本当に、以前にも高遠のこのお花見の件、会場をどうするかという件に関してはこの場で取り上げさせていただきましたけども、もっといい形にできるのになと考えている方は、先ほど申し上げたようにたくさんいらっしゃいますので、本当に急いで、先ほど1代限りの方はだんだん減っているという話はありましたけども、急いでこの会場がもっと伊那市にお金が落ちるようになるように、もっとお客さんが来てくれるように。このまま昔ながらの状態ではお客さんが減っていくばかりだという気はいたしますので、そのあたりも含めてもう一度検討していただけたらと思います。
 
by yagitakuma | 2015-12-24 06:05 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

12月議会、八木の一般質問全文①「顧問弁護士について」

12月議会が先週末に終わりました。
議会事務局が外部委託している議事録の文字起こし、市議会ホームページでの公開までは3か月くらいかかっていますが、荒原稿は10日ほどで届いていることが最近判明。もっと早く知るべきだった…。

僕の一般質問の部分を、記録の意味を兼ねて全文をこちらに転載しておきます。

今回は持ち時間をフルに使い切りました。問題提起もできたし、一部ではありますがよい答弁も引き出せました。今後も精進します!

まずは顧問弁護士について。

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○議長(伊藤泰雄君) 以上をもちまして、飯島光豊議員の質問が終了しました。
 引き続き、八木択真議員の質問に入ります。
 4番、八木択真議員。
(4番 八木択真君登壇)
○4番(八木択真君) 4番、八木択真です。
 本日の最後となりましたが、私からは3点のテーマについて取り上げたいと思います。
 まず1点目、伊那市の顧問弁護士制度の見直しをというテーマについてです。
 伊那市が市として法的対応を迫られた際に、頼る先となる顧問弁護士制度ですが、伊那市においては長年同じ一人の方に依頼しています。南箕輪村に事務所がある方ですが、企業等で名が何同じ方に依頼するということはさほど珍しいことではありませんし、この弁護士さんが豊富な経験をお持ちで、市の職員の方々も非常に頼りにしておられるということは重々承知はしております。
 まず、現在の顧問弁護士に依頼することになった経緯について、御説明いただけたらと思います。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 現在の顧問弁護士でありますが、平成10年度からお願いをしているわあけであります。
 当時ですけども、弁護士にお願いする事案が発生をして、伊那市の弁護士会に相談をし、推薦を依頼したということでありますが、弁護士会としてのルールがないということで、伊那市が独自で直接当たりながら交渉をしながら決めたということであります。
 その際、ちょうど伊那市役所の前のナイスロード、この工事が進められている中で、施工について大変難しい問題が発生してしまったということ。そうしたときに、現在の顧問弁護士が非常にスピーディーに、非常に困難な案件を解決し、市の業務に対する実績も上げていただいたということが経過であります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 豊富な経験、その際にスピーディーに解決していただいたということですが、そこから今17年になっています。市長おっしゃるように、腕は物すごく立つと、市のためにいろいろなことを解決してくださっているということで、17年間任せているという状態ですけども、ただし、豊富な経験があって頼りになるということを誰もが知っているという現状があるがゆえに、将来的には不都合が出てくる可能性があるんじゃないかと思っています。それは、双方代理という問題です。
 この方は、上伊那の自治体、そして企業の多くが顧問弁護士として依頼しています。そのホームページを見させていただくと、行政だけで見ても、伊那市のほかに駒ケ根市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の顧問ともなっています。企業もこのエリアの著名な企業が多数あります。
 特定の一つの自治体で長く一人の弁護士さんが顧問を務めておられるという例は、珍しくないようですけども、周辺自治体とともにかけ持ちしてずっと長く一人の方が顧問を務めておられるという例は、どうも少ないようです。
 周辺自治体、あるいは地域の企業の顧問をずっと同じ弁護士さんが担当しているという現状というのは、常に利害関係が対立した際の双方代理となる可能性があると。こういう点においては、市の危機管理上の問題というのがあるんじゃないかと、そういう観点からお聞きしたいことは2点あります。
 1点目は、今申し上げたとおり、双方代理の問題、同じ方が顧問弁護士となっている自治体、あるいは企業と伊那市の間で利害対立が生じた場合、ないにこしたことはないですけども、可能性としてはある、そうした場合に、双方代理となってしまう、このようなケースの場合は、どのように対応するのかという点。
 2点目については、このようなリスクを考えると、顧問弁護士さん、一定期間で交代するという仕組みであったりとか、複数の弁護士さんに担当してもらうであったりとか、そういうふうな見直しが必要なんじゃないかなというふうに感じますけども、市長の見解をお聞きします。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) この顧問弁護士でありますけれども、先ほどちょっと触れましたが、伊那市でお願いしたのは、平成10年度であります。上伊那では最も早くこうした顧問弁護士を立ててお願いをしてきたわけでありまして、その他の自治体は、それ以降になっているわけであります。
 行政の法律顧問というのは、地方自治法をはじめ、弁護士が扱う法律分野としては特殊の分野に当たります。この顧問弁護士でありますが、この分野では、経験と知識が豊富でありますし、また先ほど申し上げたように、非常にスピードが早くて、ある意味余人をもってかえがたい弁護士であるのではないかという考えであります。
 現在の顧問弁護士に依頼をして、全て解決をしている現状から、複数の顧問弁護士を立ててという、言いかえれば予算をまた余分にかけながら追加をしてさらに依頼するということにはならないのではないかという考えであります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 上伊那で最も早くお願いをして、他の自治体はそれ以降だったという点については、確かにそうだなと思いますが、先ほど申し上げたように、双方代理の問題、ないにこしたことはないけれども、あるかもしれない、危機管理としては、考えておかないといけない分野の話だと思いますけども、双方代理となるような利害対立が生じた場合に、どうするのか、そのあたりのことは、考えておられるのかどうか、再度お聞きします。
○議長(伊藤泰雄君) 林副市長。
○副市長(林 孝君) 双方代理のこともあるかもしれませんけれども、今からあるかどうかということを前提に、今の顧問弁護士さんをかえるとか、そういう話はならないかと思います。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) では、別の観点から、もう1点質問させていただきますが、次は、市民サービスとしての問題です。
 伊那市では、現在市民法律相談、無料相談ですけども、これもこの弁護士さんが担当しておられます。市民が、伊那市を相手取る可能性のある案件という相談についても、市の顧問弁護士が受けるという、この現状についても、少し問題があるんじゃないか。これでは市民も安心して相談できない。例えば、市民の方が自分の土地をめぐって市と利害対立しそうだというケースであったりとか、市役所の職員さんと交通事故になって争うことになりそうだであるとか、いろんなケースが考えられると思いますけども、このように、そういう市が相手となる可能性がある場合の市民の方の相談先として、一番手軽なところに無料法律相談というのがあると思うんですけども、それを担当する弁護士さんが市の顧問弁護士さんというのも少し問題があるんじゃないかと。これは別の方に依頼すべきではないのかなというふうに考えますけども、市長の見解はいかがでしょうか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) 今の御質問でありますと、くだんの当該弁護士、顧問弁護士が相談に来たときに、市民の方が来たときにという仮定の話なんですが、仮にこの弁護士が違う弁護士であっても同じことが言えるのではないかと思います。
 今、市民法律相談で相談できない場合、そうした場合にはふれあい相談のセンターというのを紹介しておりまして、このふれあい相談センターというのは、伊那市社会福祉協議会が運営しておりまして、司法書士による無料相談のほかに、心配事などの相談も実施しながら多様な相談の内容に対応しているということがあります。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) ふれあい相談センターを利用してくれということですね。
 もう1つ別の観点から。市民法律相談というのは、市民サービスとして重要であるという一方で、弁護士さんの業界としては、新たな顧客と広く出会える可能性のある重要な場じゃないのかなというふうにも思います。それを市外に事務所がある方がずっと担っていると、こういう状態というのは市内事業者の振興という観点からも問題があるんではないかと思います。これに関しては市内の弁護士会に依頼するのが自然ではないかと思うんですけども、これは先ほど申し上げたように、顧問弁護士の依頼先そのものも同じことがいえるかと思いますけども、できれば市内の方に依頼したいと、依頼できればと思いますが、この市内事業者の振興という観点、市内の弁護士さんにもっと頑張ってもらおうという観点から、この市民法律相談を市内の弁護士会に依頼するということを検討するおつもりはないのかどうか、再度見解をお聞きしたいと思います。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) この顧問弁護士でありますが、平成10年度からお願いしているという中で、この市民相談を実施してきた経過の中で慣例的に顧問弁護士が相談員として市民の皆さんの相談に乗ってきたという歴史があります。そうした中で、市民法律相談につきまして相談員が現在の弁護士であるという理由で申し込む市民の方もたくさんおりますし、また、現在の弁護士は先ほども言いましたように非常に迅速であり、親切に対応していただいているというふうに見ております。困難な案件もスピーディーに解決できる弁護士であり、そうした弁護士が顧問弁護士として、また市民法律相談の相談員として依頼するということは、市民サービスの観点からも最善ではなかろうかというふうに考えております。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) 市民の方も頼りにしておられるであろうということですけども、今回、この件については触れないでおこうと思ったんですが、皆さん御承知のとおり西春近細ヶ谷地区のソーラー発電の訴訟がありました。残念ながら同じ市民同士が争うという経緯になって、結果的に、先日判決は確定しましたけども、業者側が住民の方を訴えた理由というものが、法定根拠はなかったと裁判所は判断しまして、反訴も認められて賠償金が支払われるということになりましたけども、その代理人の弁護士さんがこの顧問弁護士さんであった。訴えられた側の住民の方々、団結して闘った細ヶ谷の住民の方々も市民の方であると。先ほど市長は、市民の中にはこの弁護士さんであるから法律相談を依頼する方も結構いらっしゃるということでしたけども、別の市民の方からすると、なぜこの人なのかという声があるのも事実です。いろんな意見があるとは思いますが、この観点からも少し今後検討が必要なのではないかという気がいたしておりますが、その点に関してはいかがでしょうか。
○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。
○市長(白鳥 孝君) もともと弁護士が登場する事案というのは複雑であり、なかなか難しい多様な案件が弁護士の登場の場面になりますので、そうしたことにつきまして、市として議員がおっしゃっている事案については口を挟む余地がないのではないかというように考えます。
○議長(伊藤泰雄君) 八木議員。
○4番(八木択真君) そのとおりだという見解もあるでしょうし、一方で市が税金を使って依頼している顧問弁護士だと、本来市民のためであるべきである方が結果的に理由のない訴訟になってしまった、理由のない訴訟であったという判断をされた訴訟の代理人であったということです。市長の立場からも非常に言いづらいとは思いますが、一度その判決文を読んでいただいて、この弁護士さんに対する反発というのも出てきているということを理解していただいて、一度検討していただきたいと思っています。
 
by yagitakuma | 2015-12-24 05:58 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(1)

Facebookで大激論!辺野古移設推進の陳情に関して、あらためて僕の思いを。

前回書いた伊那市議会で議論になった辺野古移設推進の陳情の件。
フェイスブック上でアツい議論となりました。
https://www.facebook.com/takuma.yagi.75(12月18日の投稿です)

「いち地方議会が口を出すべきではない」
「地方議会も声を上げなければ」…

どちらも、一理あると思います。
あらためて僕の考えを。

僕は常々、人の思いをくみ取ることができる、想像力のある人でありたいと思っています。

今回のコメント欄での議論の中で僕が最も共感した部分は、「地方議会が口を出すべきではない」と主張しておられた方が、対ソ連最前線の北海道で生まれ育った経験を語っておられた部分です。「いち地方自治体が国家の防衛方針に反旗を翻したら国家が成り立たない」と考えるのは、その実体験が大きかったのではないかと。確かに、本州で生まれ育った僕には持ち合わせていない感覚でした。

でも、僕が今回の辺野古移設推進の陳情に違和感を持ったのは、それが本当に沖縄の方々が求めていることなのか?と思ったからです。

自衛隊基地の誘致運動があった与那国島でも、その後はとても複雑な経過をたどっています。(ウィキペディアの「与那国島の防衛問題」を読んでみてください↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E9%82%A3%E5%9B%BD%E5%B3%B6%E3%81%AE%E9%98%B2%E8%A1%9B%E5%95%8F%E9%A1%8C

このように、沖縄の方々は、「基地」「軍事」というキーワードに対してとても複雑な感情を持っておられるのではないか。自衛隊基地でさえこのような複雑さがある。かつて体験した悲惨な沖縄戦の相手国であるアメリカの基地に関しては、比較にならない複雑さがあるだろうと思うんです。

今回陳情を出してこられた辺野古移設推進派の名護市民の方々については、「国から補助金が入るから」との理由が大きいと想像できます。「国からの補助金がなくても、普天間の危険除去のためにウチで受け入れるよ」「国からの補助金がなくても、日本の防衛のために必要だからウチで受け入れるよ」と言っておられるなら、それは尊い考えだと思いますが。

僕は、悲惨な沖縄戦の相手国であるアメリカの基地に対する沖縄の方々の感情に、痛みに、想像力を働かせたいと思っています。

現実的に考えると、アメリカとの同盟関係に頼るほかないのかもしれない。
でも、アメリカに頼らない日本のあり方について議論すること、夢を描くことも、大切ではないでしょうか。100年先、200年先の日本のあり方について、もっと議論できればいいのですが。
それこそ国会の役割ですね。

「今回の議決が必要だったのか」との指摘ですが、僕は無意味ではないと感じています。結果的にこのような議論があって、それぞれが考える機会になったことだけでも貴重な機会だったのではないかと。「八木君の投稿、議論になってるねー」と言ってくれたFacebook友達も数人いました。
人間社会は考えが対立することだらけですが、他人事ではなく、皆が少しでも自分事として考えてみることが、よりよい社会につながると信じています。

僕は日本は日本らしく、自立した誇りある日本であってほしいと考えています。バリバリの保守だな、と思いました(笑)
by yagitakuma | 2015-12-23 05:42 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

寝なければ…。今日は12月議会最終日。悩みに悩んで…

ほぼ徹夜になってしまった…

数時間後に12月議会の最終日が始まります。
請願・陳情案件の採決があるんですが、毎回、伊那市民を中心に市外の方からも、国政レベルの問題についての案件がいくつも届きます。

今回の主なものは、
・TPPに反対する意見書を政府に出してほしい
・安保法案を廃案にする意見書を政府に出してほしい
・米軍普天間基地の早期移設を
・辺野古新基地建設の中止を
など。

議会には、予算案や条例改正案など、多種多様な案件が出てきます。伊那市に関連することであれば、伊那市議としての活動による知識の蓄積もあるし、わからないことがあれば担当部署に聞けばいい。
でも、請願・陳情案件での国政レベルの問題についての賛否をどうするかについては、とても難しいんです。

今回の請願・陳情案件で気になっているのは、普天間基地の辺野古移設について。
辺野古地区がある沖縄県名護市から、辺野古移設推進派の名護市議会議員の方々からの陳情書が伊那市議会に届いています。

内容はというと、
・辺野古の地元区は条件付きで政府と協議中である
・マスコミは移設に反対する一部区民の声を報道し、地元辺野古区民の民意が伝わっていない
・在日米軍施設の73.7%が沖縄に集中しており、基地の整理縮小を全国の自治体で検討してほしい-
というもの。

辺野古地区では移設による経済効果や利権もあり、移設賛成と反対の意見が複雑に絡みあっていて、加えて「反対運動をしている人は地元民ではない」という論があることも承知しています。

でも、僕としては、直近の名護市長選、沖縄知事選等で移設反対派が当選している事実を考えると、選挙の結果が尊重される民主主義においては、同じ基礎自治体の伊那市議会が「移設に賛成」という意見を出すわけにはいかないと思うのですが。

この陳情は、全国の市と東京23区の計約800議会に送られているそうです。
上記の選挙結果があるからには、賛成する議会があるのかな…と思っていたら、伊那市議会は賛成派が多数となりそう。

「伊那市は辺野古移設に賛成!!」と全国に発信することになるよなぁ。
それでいいのでしょうか。

地域の意見が二分され、平穏とはほど遠い沖縄の方々の心情を思うと、基地負担について、アメリカとの関係について、頭の中で考えがグルグルと回り続けています。

明るくなってきた…
寝なければ。
by yagitakuma | 2015-12-18 06:15 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

僕の記事を読んで被災地へと向かってくれた伊那の方と、偶然めぐり合った縁。

昨日はハードな一日でした。
朝から7時間の議場カンヅメ&自分の一般質問。
夜は、有志で企画しているまちづくり講演会の打合せ。そして店。

一般質問は、ヤクザ問題、顧問弁護士問題、そして保育園問題と、しっかりと問題提起ができたと思います。周囲からは「そんなこと取り上げて大丈夫?」と心配されましたが(笑)
内容についてはまたご報告します。

夜の打ち合わせは、来春に予定している講演会について。伊那の重鎮たちの取り組みに縁あって加わらせてもらってます。
こちらも内容はまたご報告しますが、年配の方々と僕たち世代とで、「地方」に対する感覚がこれほど違うのか、と気付かされることが多い。勉強になります。そして、僕みたいな若造を受け入れてくれる伊那の人柄の温かさも…。ありがたい限りです。

打ち合わせが終わって、メンバーのお1人に声をかけられました。

「八木君の店に、船尾灯(ともしび)ってお酒あったよね。あれ、僕も震災直後に蔵まで行って買ったんだよ」

「そうなんですか!!」

「ネットで記事を読んで感動してねぇ。僕のホームページにも載せたんだ。ほら」


船尾灯は、気仙沼の被災した日本酒蔵「角星」さんの復興酒。
震災から1カ月の節目で取材させてもらった思い入れのあるお酒です。
http://yagitakuma.exblog.jp/20931704/←当時の記事

渡されたプリントアウトした紙を見ると、ご自身のホームページに転載された記事が。

「これ、僕が書いた記事ですっ」

驚きました。震災直後、僕の記事を読んではるばる伊那から被災地へと向かってくれた方がいたとは。そして、その方と今、伊那で偶然めぐり会ってそのことについて話をしている。

疲れてクタクタだったけど、なんだか上を向きたくなる夜でした。


明けて今日は11日。

震災から4年と9カ月の節目。


数日前に、船尾灯と、同じ宮城県の被災蔵の「宮寒梅」の新酒が届きました。


被災地の蔵も、あれから5回目の新酒の季節を迎えています。
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by yagitakuma | 2015-12-11 15:30 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

保育園の危機は高遠だけの問題ではない!12月議会一般質問その②

【12月議会一般質問の内容その②】
こんばんは。今日から12月議会の一般質問が始まりました。初日は7人が様々なテーマをぶつけました。自分の質問時間以外は聞いているだけですが、とても勉強になる質問もあります。

僕の出番は明日10日のラスト。始まるのは、午後3時から4時の間くらいかと思われます。
取り上げるテーマの2回目は、過疎地・高遠の保育園存続問題です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【高遠第2・3保育園の存続に向けて、住民組織が努力を続けている。市の支援策は】
高遠第2・3保育園の存続に向けた住民の会の懸命の努力で、休園ラインをクリアする児童数の確保に目途が立とうとしている。結果を出しつつある住民の活動と比較して、市の施策が見えてこない。

今後予想される人口減少で、市内各地の保育園や小学校で同様の問題が出てくることは確実で、住民に人口増の努力を求めるだけでなく、今後各地で生じる同様の問題に対するモデルとなるような市の施策を期待している。

当該保育園の存続に向けた市の取り組みについて、この間庁内でどのような議論があり、具体的にどのような施策・支援が行われたのかについてお聞きします。
(市長答弁)

 来年度に当該保育園への入園を希望しており、住む家がまだ見つかっていないご家族がある。地域の市営住宅に空きがあるものの、入居の収入要件を満たせないという。

移住定住を推進するのであれば、仕事が不安定な移住者の入居に関する収入要件を変更するべきで、このご家族の子供さんが入園できないという事態を避けるためにも早急に実施すべきと考えるが、市長の見解をお聞きします。
(市長答弁)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この保育園の地域住民に、「園児数が少ないから休園になるよ」と市から説明があったのは、昨年12月。住民にとっては寝耳に水の出来事でした。

そこから地域住民の皆さんが存続に向けた「考える会」を立ち上げ、園児数確保のために懸命の努力を続けています。しかし、「市として何ができるのか」が見えてこない。

地域の保育園が消えれば、地域の小学校が消える。その先には地域そのもののが消滅へと向かっていることは目に見えている。
行政任せにせず、住民も努力すべきなのはもちろんですが、市も住民に丸投げ状態ではダメですよね。そのあたりを中心に掘り下げようと思っています。

先日、この保育園を見学させていただきました。豊かな自然を目いっぱい活用した保育。
この魅力にひかれて「移住したい!」と思ってくれる人はたくさんいるはず。
なんとしても存続させたい伊那市の魅力のひとつだと感じました。
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by yagitakuma | 2015-12-09 20:18 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)