アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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伊那まち-南ア登山口の直通バスを通すべき4つの理由。しかし市長の反応は…。9月議会一般質問より②

昨日の9月議会一般質問報告、茅野や木曽福島と南ア戸台口を結ぶ直通バスについて問題提起しました。→「乗客1人に8000円の税金を使う意味があるのか-南アへの直通バスについて。9月議会一般質問より①」
僕は以前から、「伊那市中心部と戸台口を結ぶ直通公共交通が必要だ」と主張してきました。
その理由は、大きく4つあります。

①都会の若者は車に乗らなくなっている。今後は公共交通で登山口まで行けることが重要
②東京、名古屋の登山客が、仕事上がりに高速バスを使って伊那まちで「前泊」できるようになる
③伊那まちは魅力的なエリアで、山と街を結ぶことで登山客の旅の満足度が上がる
④商店や飲食店、宿泊施設が集まる伊那まちと山を結ぶことで、経済効果が出てくる


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戸台口の南アルプス林道バス乗り場。
登山シーズンの早朝は、登山客で長蛇の列となります。
そのほとんどがマイカー利用で、これだけの登山客が来ていながら、伊那市中心部でその姿を見ることはほとんどありません。

伊那市中心部からこの戸台口へ向かうには、伊那市駅前から路線バスを乗り継ぎます。しかし、最も朝早いバスでも伊那市駅前発が午前9時。戸台口到着が午前10時過ぎとなり、これでは登山に使うには遅すぎるんです。
ここで、東京や名古屋に住む登山客が、「よし、金曜日の仕事上がりに高速バスで伊那に行って、前泊して山に登ろう!!」という選択肢が消えます。

そして、車を持たない人は、「南アルプスに行く」ということ自体をあきらめてしまう…。

伊那市駅前と戸台口を結ぶ直通バスを運行すれば、これらの問題が一挙に解決するでしょう。早朝の戸台口の登山客の行列が、伊那市中心部に出現するかもしれない。ハイシーズンには宿や飲食店がにぎわうようになるでしょうし、「こんなに人が来てくれるのか」という光景が身近になれば、市民の山への愛着も高まっていくでしょう。登山客をあてこんでアウトドアショップができるかもしれませんし、一気に伊那が登山基地として動き始めます。

今回の一般質問で、「伊那市中心部と戸台口を結ぶ直通バスを検討すべき」と提案しました。
市長の答弁は、次の通りです。

「提案としてはいいと思いますが、さらに練り込んで検討しないと、またお金がかかる。そのお金をどこから出すのか、効果があるかといったことも検証しながら、さらに検討していかないと、すぐにやりましょうというわけにはいかない」

うーん。
「またお金がかかる」って…。
効果不明なジオライナー、パノラマライナーにお金を投入するのはよくて、市民から望む声が強い市街地発の直通バスに難色を示す理由がわからない。

繰り返しますが、地域が稼ぐためには投資も必要。「市長は山ばっかりに金をかけている」との声はよく聞きますが、僕は投資することを否定していません。しかし、「どこで経済効果を回収するか」というビジョンのもとに投資することが重要であって(民間であれば当たり前です)、そこが今の伊那市には決定的に欠けている。

みなさんはどうお感じでしょうか。
by yagitakuma | 2016-09-30 16:57 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

乗客1人に8000円の税金を使う意味があるのか-南アへの直通バスについて。9月議会一般質問より①

猛烈に忙しい日々もようやくひと段落。今日からは9月議会の一般質問で取り上げた内容のご報告です。

今回は市長が力を入れている山岳観光の費用対効果を検証し、中心市街地の活性化をからめて様々な方面からぶつけました。

山岳観光に投資するのは必要だと思いますが、どうも「どこに予算を使って、どこで経済効果を得て回収するか」というビジョンがまったく見えないんです。民間の経営者感覚ではありえないお金の使い方をしていると言わざるをえない。

その顕著な例が、登山客増加のための「二次交通」です。
まずはそこから検証してみます。

伊那市は3年前から、茅野駅と南アルプス戸台口を結ぶ直通バス「ジオライナー」を運行。今年から木曽福島駅と戸台口の直通バス「パノラマライナー」の運行も開始しました。JRバス関東に委託し、乗客が少なくて赤字になった場合は伊那市の予算から補う-という仕組みです。

これらに関しては、登山客が伊那市内を素通りするため、「地域にお金を落としてもらう」という観点で効果があるのか疑問だ、ということを委員会では何度も指摘してきました。3年目となりましたが、今後も税金を使い続ける価値があるのでしょうか。
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木曽福島駅に停車中のパノラマライナー号。僕も実際に乗ってみました。
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お盆の土曜日にもかかわらず、乗客はわずか4人でした…

まずは、この2つのバスの乗客数と使ったお金の額を。

茅野‐戸台口のジオライナーから。
26年度の乗客数520人。赤字補てん額69万3000円。PR経費を含めると約100万円。
27年度は乗客数318人。赤字補てん額102万8000円。PR経費を含めると約265万円…。


26年度は1人乗ってもらうのに1332円を伊那市が支払っている。
27年度にいたっては、1人乗ってもらうのに8333円…

これって、意味があるんでしょうか。

続いて木曽福島‐戸台口のパノラマライナー。
初運行となった28年度の乗客数は191人。赤字補てん額は60万6000円。PR経費を含めると150万円。
1人乗ってもらうのに7853円。

うーん。これらの支出は、市民の税金です。

たくさん乗ってバス路線として黒字になればいいのですが、3年目となったジオライナーも、今年は8月末までの乗客数が初年度の8割ほどにとどまっていることを考えると、今後も増える可能性は低いと考えざるをえません。ずっと赤字分を税金から補てんし続けることは目に見えています。

ちなみに、パノラマライナーの乗客数「191人」のうちの2人は、調査のために乗った僕がカウントされています…。

これに対する市長の答弁は、「PR経費として、東京などJRの駅に大型ポスター900枚を掲出してもらった。本来であれば1億円から2億円かかるポスター掲載費を無料でしてもらって、南アルプスや伊那市の宣伝をさせてもらった。単に高いからやめるのではなく、伊那市の山岳の宣伝も兼ねているという理解をしてもらえれば」
というもの。

質問を終えた後、そのポスターの現物を見させてもらうと…
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「JRで行く南アルプス」。

これって、ほぼJRをPRするポスターでは?
「JRの鉄道とバスに乗って山に行こう!」という内容。JR東海が展開した「そうだ、京都へ行こう」的なものじゃないか。
「1億から2億かかるのをタダにしてもらった」とホクホクしてるのが滑稽な気がする…。お金がかかる一般企業のPRポスターとは性質がまったく違うでしょうに。

しかもこの内容のポスターを見て、「よし、伊那市に行こう!!」ってなるのでしょうか。
あわただしく人が行きかう駅で、このポスターを見ても伊那市のポスターなのか山梨県南アルプス市のポスターなのか、わからないのでは?
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小さく「パノラマ伊那市」とデザインされてはいるけど…。

問題点はまだあります。
これらのバス、伊那市中心部など、店や宿が集まっている場所に登山客が降りるような設計になっていません。要は、山と都会との往復のためだけとなり、お金が落ちない。使ってくれたとしても、戸台口にある3セク施設の仙流荘くらいでしょう。

さらに、これらのバスはハイシーズンのみの運行で、この時期の週末や連休はすでに山小屋がキャパオーバーとなっているんです。

どこをどう考えても意味が見いだせない。
市長のトップダウンで始まった事業で、職員の中からも疑問の声が上がっています。山岳関係者からも「意味がない」との声しか聞こえません。

市長はいち議員の意見を聞くタイプではないので、おそらく今後もこのバス事業を継続するでしょう。
あとは「市民がどう判断するか」です。
by yagitakuma | 2016-09-29 17:58 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

昨日とは正反対昼メシ

午前は「議会だより編集委員会」。午後もびっしり。
外は雨。その合間に自宅に。

昨晩は議会最終日の懇親会。一昨晩は商工会議所青年部の食事付会議。

いずれも、残った料理はいちばん若い僕に回ってくる。
そして、僕は食べ物を捨てるのが何より嫌な人間で…

都会ではありえないと思うけど、伊那では宴会で余った料理を持って帰るのは当たり前。
んなわけで今日の昼メシはこんな感じに。
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早死にしそうだ…

でも、命を残さずいただく習慣が、この地域にはある。

伊那は豊かです(笑)
午後も頑張ります。
by yagitakuma | 2016-09-28 12:36 | 日々のよもやま | Comments(0)

議決前広報問題は、市長の陳謝で一件落着。9月議会閉会。ゴミ減量の工夫もご紹介。

9月議会が終わりました。
昨日お伝えしたゴミ処理関連の条例改正の「議決前広報フライング」の件(→「明日は9月議会最終日。ひと悶着ありそうです」)、やはり最終日朝イチの議会運営委員会で問題となりました。
本会議の冒頭で市長が陳謝することで手打ちとなり、一部議員は「議会軽視だ」と反対しましたが、賛成多数で通過しました。

市側の釈明は「市民生活に重要な内容であり、すみやかな広報が必要と考えた」とのことでしたが、議会=市民の同意の前に進めることは明確なルール違反です。とはいえ…

他の議員には「八木君も反対するかと思った」と言われましたが、ゴミ処理費用の値上げとなる条例改正の内容自体は賛成の立場です。ゴミの減量は各自治体の財政にも直結しますし、減量に努力する人と「面倒だから」と努力しない人が同じ負担であるのは、不公平だと考えるからです。

市民生活に直結するので、ゴミ処理制度に関する今回の改定内容をもう一度。

来年10月から指定ごみ袋のサイズや料金が変わる内容です。
主な変更点は、
・可燃ごみの指定ごみ袋が、「大・小」の2種類から「大・中・小」の3種類になる
・手数料が「大・小とも30円」から「大50円、中40円、小30円」に
となります。粗大ごみの処理を含め、実質値上げです。

加えて、不燃ゴミと粗大ゴミを直接持ち込めた鳩吹クリーンセンターが、老朽化のため来年3月末で操業を終え、箕輪町のクリーンセンター八乙女への搬入となります。
少し遠くなるため、上伊那南部の自治体では不満もあるようですが。

ゴミの減量は、それほど難しいものではありません。
無駄な買い物をしない等はもちろんですが、分別の癖をつければ、かなり減ります。
ここでコツをご紹介。

まずは買い物かごを用意。
最近はどこのスーパーでも食品トレーやペットボトル、空き缶、新聞や段ボールの回収を行っているので、買い物の際にカゴに入れて持ち込む。慣れたらそれほど面倒じゃないですよ。レジ袋の削減にもなります。

各地区の資源ゴミ回収は月1回程度なので不便もありますが、スーパーでの回収を利用すればかなり楽です。

金属類や雑紙類も、産廃業者に持ち込めば買い取ってくれます。
ビン類は、街の酒屋さんを利用すれば、買ったものは引き取ってくれるところが多いです。

と、まぁ皆さんもすでに実行しておられるようなありきたりなやり方ですが、これで市が回収するゴミはかなり削減できます。分別が不要な都会暮らしを経験した方は面倒に感じるかもしれませんが、限られた予算をゴミ処理ではなく未来への投資に使うためにも、みなさんにもご努力をお願いしたいところです。

今回の「議決前フライング」は、市側が議会対応に緊張感を持っていないことが原因であるように思います。きちんと緊張関係を持たないと、本来のチェック機能は果たせません。議会側も考える必要があると感じました。

さて、そろそろ寝よう。
おやすみなさい。
by yagitakuma | 2016-09-28 03:14 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

9月議会最終日の、小さな幸せ

昼休みに市役所を脱出し、車で10分ほどの田園地帯・富県地区の小さなパン屋さん「とみがたベーカリー」へ。
近くの湧水「福地の名水」で旨い水を汲み、モグモグしながら車を走らせる。

途中の景色は、刈り入れを待つ黄金色の絨毯と中央アルプスのコントラスト。秋空が爽やかでした。
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パンがまた、旨い!!
左が「塩パン」。初めて食べたけど、びっくりした。某クロワッサンよりはるかにインパクトがある。みなさんもぜひ。
右のおかずパン。バジルソースとベーコンが入っている。忘れたけど、「なんとかオーネ」みたいな名前。
「パンクオーネ」??
はい、いただきました。

市役所への帰り道の野原で、NPO自然保育園「はらぺこ」軍団がなごやかに遊んでいた。時間がなくて声をかけられなかったけど、何してたのかな??

伊那は、豊かです。
午後も頑張ろう。
by yagitakuma | 2016-09-27 13:05 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

明日は9月議会最終日。ひと悶着ありそうです。

明日は9月議会最終日。
補正予算や27年度決算認定など、18件の議案が採決されます。

その中に、市民生活に身近なごみ処理関連の条例改正案も。
来年10月から指定ごみ袋のサイズや料金が変わる内容です。

主な変更点は、
・可燃ごみの指定ごみ袋が、「大・小」の2種類から「大・中・小」の3種類になる
・手数料が「大・小とも30円」から「大50円、中40円、小30円」に
となります。
粗大ごみの処理を含め、実質値上げです。

内容については問題ないと思いますし、所管の社会委員会でも通過していますが、本会議での採決は明日。まだ決まったわけではありません。
ところが…

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今日届いた市報10月号に、その変更内容が。
これは揉めるぞ…

何が問題かというと、条例改正は議会の議決が必要。まだ議決されていないのに、広報されている。

条例改正の内容に問題はないと思われるので、「目くじら立てるほどではない」との声もあるでしょうが、きちんと正しておかなければなりません。揚げ足を取るつもりはありませんが、変更内容に問題がないかを議会がチェックする前に、「問題なかろう」と判断して勝手に進めることは非常に危険です。行政も時に判断を誤る可能性はあります。

明日、説明を求めます。
by yagitakuma | 2016-09-27 03:13 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

いろんな方とゆっくり話ができた朝マルシェ。現場に出ていく大切さをあらためて感じました。

今日は朝マルシェ。
久々に晴れて、爽やかな風が吹き抜ける会場でした。

人はいつもより少なく、その理由についての皆の推測が「久々に晴れたから、みんな稲刈りで忙しいのでは」。農業地帯ならではですね。

出店者としても、いつもより忙しくなかった分、いろんな方とお話ができました。

この春高校を卒業して、東京で専門学校に通っている青年。
「県外に出た同級生も、みんな地元に帰りたいと言ってます。でも仕事がないって話になる」と。
「仕事は創るものだよ。俺だって何とかなったから!」と無責任にたき付ける八木。
経験を積んで、帰ってきてくれよ!!

とある男性から議会への苦言も。
「議員が何やってるのか伝わってこない。議会はもっと頑張らないと」と。
その通りだと思います。もっと市民に見えるように意識しないと、信頼してもらえない。

兵庫県からUターンを考えている菓子店の男性。真剣に物件探しをしておられるものの、不動産屋には情報が少ないとのこと。空き物件は多いものの、賃貸募集しているものは確かに少ない。僕も情報を集めて、良さそうな場所があれば交渉も担うつもりです。連絡先を交換。

朝マルシェ主催者と、次回のローカルベンチャーミーティングについて相談。ゲストハウス構想を具体化すること。最近話題に出てきた空き物件を内覧して、みんなで活用方法を考えること。空き店舗情報を集めて持ち寄ること。次回も濃い内容になりそうです。

伊那の病院から県外へと転勤した若手医師と偶然再会。お互いのプライベートの話から、晩婚化の話題へ。「小児科医師として、子供は早く産んだほうがいいと思う」と。
僕は「それはどうしようもないよね…。みんな若いうちは自分のためのお金と時間が大切だし、先進国はどこも同じ状況になってるしなぁ」。
するとその医師は、「子供さんに助からない病気が見つかることもある。両親が40代で、子供が1人の場合、告知するのが…。早いうちに子供を産んで、何人か子供がいれば、家族みんなで頑張ることもできるんですけどね…」

いろんなことを考えさせられた一日でした。

あ、そうだ。
会場に、毎年7月末の自転車・アニメのイベントに来てくれるコスプレーヤーが突然来てくれました。たしか大阪からだったかな?徹夜踊りで有名な岐阜・郡上八幡で開かれた「変装踊りコンテスト」の帰りに寄ってくれたそうです。こうやって、何度も足を運んでくれる伊那のファンが増えてくれることが、いちばんうれしい。

今週は火曜日の経済建設委員会の後、大阪へ。1泊で伊那に戻って、店に立ってバタンキューして、昨日は滋賀県米原市から市民グループの視察の皆さんにお話しをさせていただいて、ほぼ徹夜で朝マルシェの準備をして…。
今晩は最近結婚された伊那青年会議所メンバーの二次会でした。

消防団、青年会議所活動と、地域貢献に取り組んできた新郎。
頭が下がります(..)
消防団の余興の下ネタが秀逸すぎてびっくりしました(笑)が、地域のコミュニティーはこうやって形になっていくんだな、と思いました。

9月議会の真っ最中ですが、議会報告がまったくできず申し訳ありません。
明日からは少しずつご報告していきます。
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by yagitakuma | 2016-09-25 23:04 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

感謝、感謝。偲ぶ会。八木家が犯罪被害者に㉒

秋分の日は、大阪へ。
事件の犠牲となった姉を偲ぶ会を、最後の職場だったスポニチレース部の方々が中心となって開いてくださいました。

これまでの経緯はこちらにまとめてあります→http://yagitakuma.exblog.jp/i17/

楽しい会でした。
会場にあふれる笑顔、笑顔。
姉の幼なじみ、高校・大学の同級生、前の職場、最後の職場…。
いろんな方々が集まってくださって、姉のことを語り合いました。
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この数時間で、それぞれの年代のたくさんの思い出が交わりました。お互い知らなかったこともたくさんありました。みんなに愛された姉の人生が、心の中ではっきりと形になった気がします。

意外だったのは、「浮いた話」がけっこう出てきたこと。その話題で盛り上がってしまったけど、怒ってるかな…(笑)
そして、姉はいろんな方に僕のことを話してくれていたようです。
胸が軋む。

突然の別れであっても、お葬式やお墓参りを経て、人は心の区切りをつけていくのでしょう。それができなかったことに八木家として申し訳ない気持ちがありましたが、この会を開いてくださったことで、少し前に進めそうです。
新たなご縁もたくさん頂きました。ゆっくり話せなかった方もおられましたが、ぜひまた会いたいです。また飲みましょう!!

姉が逝き、裁判を経て、はや7か月が過ぎました。
優しく思いやりにあふれていた姉は、周囲が悲しみ、憤る姿に「私のことはもういいよ」と思っていたのではないか。でも、いろんな縁が生まれ、笑顔で満たされたこの会を見て、穏やかな心を取り戻してくれたことでしょう。

この楽しかった夜のことを思い返していると、自分の心の変化に気付きました。

今までは事件のことを考えるとき、険しい顔になっていたと思います。でも、この会でお会いしたいろんな方の笑顔が真っ先に出てくるようになり、なんだか心が穏やかになっています。

企画してくださった方々、来てくださった方々。
赤字覚悟で会場を提供してくださった大阪・本町の「そば処ふくしま」の皆さん。
お土産として、姉が好きだったパンを用意してくださった兵庫・武庫之荘のパン屋さん(店名を忘れた…)。
皆さんに、感謝です。

ご友人が教えてくれたこと。

姉は、僕のことを「巨人の内海に似てるねん」と言っていたそうです。
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なるほど。「目が細い」ってことか(笑)
by yagitakuma | 2016-09-24 23:52 | 八木家が犯罪被害者に | Comments(0)

みなさんが元気でいてくれることが、次世代への投資につながります。地元地区の敬老会にて

敬老の日。
地元・坂下区でも敬老会が開かれ、出席させていただきました。

参加者は地区の75歳以上で、今回は40人ほど。年々減ってきているようです。
会場はエレベーターのない坂下公会堂の3階。高齢者には少々酷な階段ですが、毎年楽しみにしている方もたくさんいて、一生懸命階段を上る姿に胸が熱くなります。

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飲んで、食べて、歌って。

区長さんが冒頭の挨拶で、坂下区の高齢化率が44%を超えたことに触れておられました。区民100人中、75歳以上の方が44人を超えている、ということです。
中心市街地の空洞化が、年々進んでいます。一方で、若い人の「中心部に住みたい」というニーズも高まってきていることも感じます。

〆めの挨拶に指名をいただき、こんなことをお話ししました。

「私は大阪生まれで、信大農学部で伊那に来ました。前職は新聞記者で、いろんな地方都市を見てきましたが、やっぱり伊那は素晴らしい街だ、という思いは年々強くなっています。それも、みなさんが素晴らしい伊那を築いてきてくださったおかげです。

先ほど区長から高齢化率が44%、というお話がありました。たしかに高いけれども、お年寄りが多いことが悪いわけではない。長くこの地域に住んでいる方が多いということは、地域の安定につながります。新しい住民が多い地域では、地域のつながりが薄くて大変だということも聞きます。
とはいえ、若い人が少なくなると寂しい部分もあるので、若い人を呼び込むために僕も頑張ります。

数か月前、坂下区の重鎮の方々が地区内を調査して見つけてくださった空家の情報を、インターネットで紹介しました。すると、市内、県外からたくさん問い合わせがあり、つい先日若いご夫婦が入居してくださいました。このように、中心市街地に住みたい、と希望する若い世代が増えています。

みなさんにお願いしたいことがあります。近くで空き家の情報があったら、ぜひ教えてください。坂下区に住みたい!と思ってくれる方は、必ずいます。そして、若い世代を呼び込むための支援には、お金もかかります。今は国の財政も市町村の財政も、最もお金がかかっているのは社会保障費、医療費です。

みなさんが健康でいてくださることで、次を担う世代にお金が回せます。だからこそ、今日このように元気で集まってくださったこと、本当にありがたいことだと思います。どうか、元気に楽しくお過ごしいただき、来年もまたこの場でお会いできることを楽しみにしています」


そして、恒例の万歳。

出席させていただくのは3回目ですが、いろんな方に「頑張ってね」と声をかけていただけるようになりました。ありがたい限りです。
by yagitakuma | 2016-09-19 23:16 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

「楽しい!!」がどんどん増える伊那まち。裏マルシェ、盛況でした!!

木曜日の「お月見裏マルシェ」。
初開催にもかかわらず告知がFacebookだけだったので、人が来てくれるのか不安でしたが、平日にもかかわらずなんと大盛況。雰囲気も素晴らしく、出店側としてもとても楽しめたイベントでした。

来てくださった皆さん、ありがとうございました!!
議会中で少々大変でしたが、またやりたいですね。

伊那は飲食店が充実している街だ!!ということは何度も書いてきましたが、しかも飲食店どうしがとても仲がいい。素敵な街です。
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十五夜の月も、少し顔を出してくれました。
by yagitakuma | 2016-09-18 20:32 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(0)