アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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仮装?変装??いつか伊那まちが渋谷のように??盛り上がる伊那まちイベントウィーク報告②

29日(土)は、「ハロウィンDay&Night」。
伊那まちのハロウィンは、長く商店街主催で子供たちがお菓子をもらって歩くイベントでしたが、昨年から伊那商工会議所青年部がハロウィン屋台村を開催。僕も今回は担当委員会の一員として、企画段階から関わりました。
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年々、子供たちが増えている印象。みんな可愛く仮装して、楽しそうです。

一方の大人たちは…

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怖いソバ屋。

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怪しいソバ打ち職人。

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怖いローメン屋。

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怖いガレット屋…

怖いのばっかりやないかー!!(笑)

オープニングにいたっては…
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時おり子供の泣き声が聞こえたのは、これらが原因だったと思われます(笑)

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僕は中段右から2人目。マリオ・ルイージ軍団の一員でした。

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美容師さんによる、ハロウィンメイクブース。いろんな職種のメンバーがいる青年部だからこそですね。

今回は、夜の街も盛り上げよう!!ということで、仮装で飲み歩く企画も。
飲み屋街のあちこちで、異形の集団が出没。
はしばも…
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子供も大人も楽しめる企画に発展していくよう、これからも続けていければと思います。
大人たちに関しては、まだ一部の盛り上がりにとどまっている感もありますが、やってみれば楽しいですよ!!中高生や信大生が参加してくれるようになればいいなぁ。

ハロウィンって仮装のイベントなのか??との指摘もあるかと思いますが、みなさんも難しいことを考えず、とにかく楽しんでみてはいかがでしょうか。来年も乞うご期待です!!
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by yagitakuma | 2016-10-30 23:08 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(0)

雨でも賑わった「伊那街道呑みあるき」。盛り上がる伊那まちイベントウィーク報告①

10月末の週末は、伊那まちイベント三連発でした。
金曜日の「伊那街道呑みあるき」、土曜日の「ハロウィンDay&Night」、日曜日の「朝マルシェ」&「信州伊那谷ガレットマルシェ2016」。
いずれも実行委員会や出店者として関わっていたため、自分の店の営業もあってテンテコ舞いでした。ちょっと無謀だったかな…。きちんと告知ができず、申し訳ありませんでした(..)

でも、どれも大いに盛り上がり、体力的には厳しくも充実した週末でした。そのご報告を。

まずは「呑みあるき」から。

今回から実行委員会に加えてもらい、今後の方向性についても検討してきました。
今回は従来通りの金曜日開催でしたが、フード出店を少し充実させました。
「はしば」もおでんを引っさげて参戦し、久々のテキヤ気分を味わってきました。(八木、学生時代から就職するまで、お祭りのテキヤの仕事をしていました)

設営から大雨で、ずぶ濡れに…。
「人が来てくれるのか??」と心配でしたが、結果は

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大賑わい!!!みなさんテントの下ですし詰めになりながら、盛り上がっていました。

ジャズライブもあり、「雰囲気変わったねー」との声もいただきました(^^)

初めて関わらせてもらって、県外から来ている方がいることもわかりました。「雨でも行きたい」という人気があることもわかりました。これはもっと伸びる。

次回以降は土曜日開催にできるよう、調整する方向です。実現すれば、伊那市外からも人が来て、もっと街が賑わうようになるでしょう。ゆくゆくは、巨大な野外バルのようなイベントになればと考えています。

本当は、お客として参加したいところですが…。
次回以降も、乞うご期待です!!

主催の「やるじゃん会」の皆さん、酒蔵の皆さん、お疲れさまでした(..)
by yagitakuma | 2016-10-29 23:35 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(0)

今週末は、伊那まちイベント三連発!!金曜日は「伊那街道呑みあるき」です!!

今週末は、伊那まちイベント三連発。
金曜日は伊那谷の地酒蔵が集結する「伊那街道呑みあるき」です。

天気が心配ですが、主催の正藤酒店さんによると「今まで一度も雨が降ったことがない」とのこと。ぜひみなさん、お出かけを!!

参加の“手形”となる、おちょこ。
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恥ずかしながら、毎年デザインが違うことを今日になって知りました。

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洗米。

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こしき。(字がわからん)

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搾り。

よく見ると、酒造りの工程が!!シブいですね~
何種類あるのかな?何回参加したら一巡するんでしょうか。集めたくなる…

酔っぱらって伊那まちの店に流れて、みんなおちょこを忘れていくんです。この写真も、全部過去3回のお客さんの忘れ物。だんだん増えていきます。

実行委員会に加えてもらい、長く続いてきたイベントのあり方の方向性も見えてきました。
今回、「はしば」もはじめて、おでん屋として出店します。ほかにも「月の轍」さんが出てくださることに。出店も多様化し、次回の来春からさらに進化していくと思います。
ご期待ください!!
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by yagitakuma | 2016-10-25 23:19 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(0)

東京へ。伊那まちの人々に会い、伊那まちのことがまた少し前進。

日曜日、久々に何も予定がなかったので、思いきって東京へ。

伊那市駅前の懸案だった空き店舗の所有者に、今後の意向を聞かせてもらいに行ってきました。

いつもながら登記簿上の住所だけが頼りで、アポも取りようがなく…。「会えなかったら手紙を置いてくるか…。そもそもこの住所に住んでおられるのかな…」と不安でしたが、なんとすんなり会えて、しかもとても良い返事が!!

また一歩前進。これからが大変だけど、楽しみになってきました。

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代々木公園で開かれていた「アースガーデン」にも顔を出し、伊那まちから参加していた「ワイルドツリー」「チプカとプクチカ」「KEESプロジェクト」の面々にご挨拶。
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この一角だけ、ゆる~い伊那の空気になってた。
東京で伊那の仲間に会えるのが、なんだか新鮮な日曜日でした。

この一週間は、大阪、北海道、東京と、移動距離がえらいことでした。
その分、いろんなことを吸収してきました。またご報告します。北海道レポートの続きは、少し待ってください(..)

週末は、伊那まちイベント三連発。これを乗り越えれば、少し落ち着くかな。
by yagitakuma | 2016-10-24 22:42 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(0)

信州も「海の幸押し」になる時代が来る?観光客目線と地元住民目線の違いに気づかされた~北海道視察にて②

北海道視察報告パートⅡ。今回はやわらかい話を。

宿泊は2泊とも旭川市中心部でした。
夜の空いた時間にいろんな飲食店の看板を見て歩きましたが、海の幸押しの店がとても多い。売りは豪快な舟盛り、てな感じの店が多い印象でした。
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(写真はイメージです)

旭川は北海道の内陸部なのになぁ…と思っていたら、「なるほどー!」という理屈がありました。

「旭川は北海道の中心で、オホーツク海からも太平洋からも海の幸が集まるんです」

うん、これは納得。
たしかに本州人から見ると、「北海道は丸ごと海に囲まれてる」という感覚ですよね。

ということは…

信州も、外国人から見たら「丸ごと海に囲まれてる日本の中心」という感覚なのでは?
旭川から海までの距離と、長野県から海までの距離は、さほど変わらない。
ならば、長野県も「日本海からも太平洋からも海の幸が集まるんです」ともいえるのでは?

いずれ増えるであろう外国人観光客には、「サシミ」や「スシ」も日本観光の魅力の一つでしょう。外国人に対して、長野で“海の幸押し”をしてもいいのかもしれない。

まぁ、実際にやるかどうかは各店の判断でしょうが、ものは言いよう、考えようだなーと、勉強になりました。
by yagitakuma | 2016-10-22 02:28 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

金をかけるより、民間のセンスで!!「楽しい街」の作り方~北海道視察にて①

2泊3日で行ってきた経済建設委員会の北海道視察。最終日は雪景色となり、日本は広いなーと実感しました。マジで寒かったっす。
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初日は、人口約35万人で北海道第二の都市・旭川市の中心市街地活性化策を視察。
巨費を投じた事業の費用対効果について、いろいろと考えさせられました。

やはり民間が頑張るしかないな、と実感。一方、行政主導の大事業の陰で、近年の伊那まちと同じように個性的な店が増えてきており、よい流れも感じました。

中心市街地の視察では最初に、商工会議所などが市の補助を受けて運営する「まちなか交流館」が企画するツアーに参加。ユーモアを交えた熱の入った解説で、“街マニア”としてはたまらない魅力的なツアーでした。
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市中心部のメーンストリートは「買物公園」の名で知られ、幅約20メートルの歩行者専用道路が約1キロにわたって続いています。(伊那でもホコテンエリアがほしい…)

ツアーでは、この公園が旭川駅と旧陸軍第七師団を結ぶ通りとして発展し、昭和47年に全国初の恒久的歩行者専用道路となった商店街の歴史や、かつての街の姿を、往時の写真とともに解説していただきました。

まだこのツアー利用者は少ないようですが、観光客だけでなく地元住民が地域の歴史を理解することにもつながると感じました。伊那でも「伊那まちツアー」をやってみたら面白いかもしれませんね。

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こんな変な電柱、はじめて見た…
ビルの看板がよく見えるように、曲がっているそうです。

続いて市役所で、市の中心市街地活性化基本計画の内容と成果について説明を受けました。
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この計画は、平成23年にスタート。郊外型大型商業施設の進出などによって衰退が進んだ市街地の活性化を図るもので、公園整備などのハード事業からイベントなどのソフト事業まで、約70の事業を5年計画で展開。駅の高架化などの大事業もあり、国の補助などを含めて計千数百億円を投じています。

結論としては…。
歩行者通行量増加など一定の効果は上がっているものの、費用対効果としては、疑問も感じる内容でした。事業は最終年度に入っていますが、先月には駅前にあった道北唯一の百貨店が閉店したそうです。

コンパクトシティー化や地域経済活性化を掲げて、18年度に国の肝いりで始まり、全国で策定された中心市街地活性化基本計画。これまでに136市が国の認定を受け、国の補助を受けながら事業を進めてきました。総額でいったいどれくらいの予算が投じられたことか…。そして、成功例があまり聞こえてこない取り組みです。

原因は、「行政が街の魅力を創ることは困難」ということに尽きるでしょう。
商売人が「客に喜んでもらえそうなこと」を考え、遊び人が「こんな街なら楽しくなる」ということを考え、行政はそれらの民間の動きをサポートすることが重要。行政が主導してその順序が逆になると、うまくいかない。

旭川市では一方で、おもしろい動きがありました。
駅から距離があったことで空き店舗が増えていた市役所近くの一角で、若い世代や移住者が個性的な飲食・物販などの店をオープンする例が相次いでおり、盛り上がりを見せ始めていました。楽しみながら商売をする「若者、よそ者」が街を変えている。
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移住者が開いたチーズ屋さん。

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商店街組織の出資によってオープンしたカフェ。
ほかにも、親子で入りたくなる雑貨屋さんや、パチンコ店跡を活用したライブハウスなど、いろんな店ができていました。

伊那で中心市街地活性化に取り組む立場として、とても考えさせられる一日でした。

伊那まちも負けてられない。
いや、伊那はかなりいい流れになっている。
頑張らねば。
by yagitakuma | 2016-10-21 23:43 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

北の国へ

昨日から、伊那市議会経済建設委員会の視察で北海道に来ております。
現在、午後4時半。名寄駅での電車待ち中。気温2度。外は雪(!!!)。極寒です。明日は平地でも積雪予報…
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人生初の北海道。そして今後、稚内に用事がなければ今回が人生最北になるのではないか。

鹿をはねた影響で、ダイヤは乱れ気味。稚内行普通列車が先ほど1時間遅れで出発しましたが、誰も文句も言わず苛立った様子もなく、のんびりとしております。

北海道は、とにかく広い。
家々も、生垣も塀もない。

市街地から少し離れると、回覧板を回すにも車が必要なほどの広さ。

終わりかけの(!)紅葉が美しいです。
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写真は、大雪山系。昨日はさわやかな晴天でした。

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羽田からの機内、宮城県の牡鹿半島周辺がはっきりと見えました。
東松島、石巻、女川…。

あの人は元気だろうか、あの人は見つかっただろうか。
いろんな方々の顔が浮かびました。

一昨日は大阪で半袖で汗をかいていたのに…
体調に気を付けて、いろいろと学んできます。
by yagitakuma | 2016-10-20 16:52 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

あらゆる多様性を認め合える伊那であってほしい。大阪のゲイタウンで考えたLGBT施策の必要性

大阪レポート第3弾。

今回は、翌日のミッションのためにキタの繁華街にあるカプセルホテルで一泊。
ホテルのすぐ裏手が「堂山」と呼ばれる一角で、ここは知る人ぞ知るゲイタウンです。
新宿2丁目をもう少し目立たなくした感じでしょうか。

久々に散策してみると、親密な様子の男性たちがちらほら。
ここで、ふと思ったんです。

大阪や東京には、このように性的マイノリティーの人たちが、自分を出し合える場があるけど、地方ではどうなんだろう??

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略)を含む性的マイノリティーは、日本では13人に1人の割合だ-との調査結果もあります。当然、地方にもいらっしゃることでしょう。

誰にも言えない状態は、とても苦しいのではないか。
「結婚しないの?」
「恋人いないの?」
「はやく親を安心させてあげないと」
……。
そんな何げない言葉に、傷ついているのではないか。

現在、伊那市議会でも「婚活のサポートに力を入れるべき」との議論がよく出ます。
上記のような言葉が人を傷つける可能性があるのなら、婚活サポートに取り組む前に、性的マイノリティーの方々の存在を把握する必要があるのではないでしょうか。

僕は大阪時代、通天閣がある新世界で、オカマのママが営むお好み焼き屋に入り浸っていました。
新世界にも「ひと昔前」の雰囲気ですが性的マイノリティーのコミュニティーがあり、みんなに仲良くしてもらったおかげで僕も、オカマやゲイの人たちが身近になりました。

ママは、よく言っていました。
「最初はずっと隠してたけど、本当の自分をさらけ出せてすごく楽になった」と。

あらゆる多様性を認めあえる社会になってほしい。
さて、何から始めたらいいのだろうか。

※恥ずかしながら、性的マイノリティー=LGBTだと思っていました。LGBT以外の性的マイノリティーが存在することや、そもそも「性的マイノリティー」という言葉自体の是非に関する議論があるそうです。便宜上、今回のタイトルでは「LGBT」としています。

この記事も参考にしてみてください→「LGBTと性的少数者の違い、日本人の誤解とは? 当事者で対立の歴史も」

大阪から戻り、昨日から伊那市議会経済建設委員会の視察で北海道に来ています。
次からは「北の国から」レポートです!!
by yagitakuma | 2016-10-20 08:32 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(1)

廃墟群がオシャレなストリートに生まれ変わった事例が、ここにあった。大阪で考える伊那市駅前再生への道

大阪レポート第二弾。

伊那市の中心市街地の最大の懸案事項が、伊那市駅前の大型空き店舗群です。
一部は廃墟になりつつあり、「伊那市がさびれている」とのイメージにつながってしまっています。

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行政がお手上げ状態のため、民間でなんとかすべくコツコツと取り組んでいますが、すごく参考になる事例が大阪・キタにありました。

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大阪市北区の繁華街にあるお初天神通り。近松門左衛門の「曾根崎心中」ゆかりの地です。飲食店が軒を連ね、どちらかといえばサラリーマンの街、というイメージでしたが、最近若い人が集まるスポットができたんです。

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「お初天神裏参道」。1年半ほど前に飲食店12店舗がドッとオープンした路地。店はバルや大衆居酒屋、牡蠣専門店などさまざまで、なかなかの人気なようです。

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路地が私道のため、路上にもテーブルが並んでいます。これは楽しそうだ!!

今はおしゃれ感満載ですが、実は数年前までは…
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巨大な廃墟群でした。(写真はネット上から拝借)

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今でも路地の奥には当時の面影が。

この一帯のオープンまでの経緯は、こちらの記事に詳しく書いてあります↓
https://thepage.jp/osaka/detail/20150520-00000001-wordleafv

権利関係がグチャグチャで放置されていた一角を、民間事業者が時間をかけてまとめ上げたとのこと。民間によるデベロップメントの成功例ですね。

そして、伊那市駅前。
ここにも同じような場所があります。
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最初の写真の建物の間、かつて商店街だった路地。
唯一営業している肉屋さん以外は、空き家となってかなり年月が過ぎ、廃墟感が出て怖い感じもしますが、明かりが灯ればすごくいい雰囲気になるはず。路地は街の財産です。

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みんなに愛された喫茶店跡。僕も学生時代、200円のラーメンを食べに通いました。

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奥には一部を取り壊してできた小さな広場が。
ここを雰囲気よく整備すれば、小さなライブや催しができる。普段は外で飲めるスペースに!!

この一帯が大阪の例のようによみがえれば、伊那に人を呼び込む核にできる。
個人的なイメージでは、飲食店の集合エリアにぴったりかな、と思っています。バルストリートに。

伊那は飲食店のレベルが高いです。でも、その楽しさは地域の外にはあまり知られていないし、地元住民もあまり認識していない。そこで、このような場所に魅力的な店が集まれば、そのイメージをグッと後押しできるのではないか。

人口減少局面に入り、地域の需要だけではパイの奪い合いになります。
外から人を呼び込むために、なんとかしてこの一帯を再生させたい。

最近思うのは、まちづくりは「住んで楽しい」を追い求めるべきなのかもしれない、ということです。それには、民間の視点が必要でしょうし、遊び人の経験も重要なのかもしれない。

現在、それぞれの所有者とコツコツと交渉しています。
実現しそうなら、またご報告します。
by yagitakuma | 2016-10-19 09:58 | 伊那まち・中心市街地のこと | Comments(0)

2000万人→6000万人?で、いずれ伊那にも外国人観光客が来る。大阪でインバウンド政策を考えた

私用で伊那を離れていることに心苦しさもあるので、伊那にも還元できる大阪の話を。

近年、大阪に来て感じるのは、インバウンド(訪日外国人観光客)のすごさです。街を変える威力がある。
増え始めたのは、7年ほど前だったと思います。僕が産経新聞の大阪社会部にいた時代。「なんかウルサイ集団が増えたなぁ」と思っていたら、今では観光スポットが中国人を中心とする外国人観光客で埋め尽くされています。

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道頓堀。

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黒門市場。

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増加し続ける需要に対応するために、あちらこちらでホテルの建設が進んでいます。

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前は小さなカフェだった場所が、ゲストハウスになっている!!やはり需要があるんだろうな。

一方で、中国が「爆買い」対策として関税を引き上げた影響がモロに出ていて、家電量販店やドラッグストアは、かなり静かになっていました。商業者が努力して勝ち取ったものではない“特需”は、一瞬で消える可能性がある。踊らされてはいけませんね。

日本を訪れる訪日外国人数は急激に増え、年間2000万人に達しています。
政府は2020年には倍増の4000万人を目標とし、2030年には「6000万人」を掲げています。近年の実績を考えると不可能な数字ではないでしょう。
すでに大阪や東京では宿が取りづらくなっており、いずれ外国人観光客の波は、確実に地方にも流れてきます。

伊那市として(伊那谷として)、どのようなビジョンを描くのか、意思統一が必要です。積極的に誘客するのかどうか、団体ツアー客を狙うのか、どの国をターゲットとするのかによって、地域に与える影響は大きく変わってきます。そもそも、住民にとって「来てほしい」存在なのかも含めて議論が必要ではないでしょうか。

大阪の観光スポットの現状を見ると、外国人の団体ツアーがドバっと訪れるようになると、地元の人は、まず足が遠のきます。街を知る立場としては「消費されている感」がハンパない。ゴミも出るし、トイレも汚れて、その対策にお金もかかるでしょう。商業は潤いますが、良い点ばかりではありません。
ただ、人口が減少し、経済が縮小する地方にとっては、チャンスです。

重要なのは、ターゲットをきちんと定めること。
個人的には、東南アジアの団体ツアー客を狙うべきではないと考えています。理由としては、上に書いたような観光地としての弊害もありますし、なにより伊那は、宿泊のキャパを考えると大観光地を目指すには無理があります。

欧米を中心とした通な旅行者をターゲットに、「日本の地方の暮らし」を体験できるようなコンテンツの情報を発信し、「100人が100回訪れたくなる」ような、「そこに暮らすように旅ができる」場所を目指すべきだと考えています。2~3日の休みで「ちょいと日本に行ってお城見て買い物しようか」という中国・韓国の旅行者と、飛行機代に十数万円かけて訪れてくれる欧米人とでは、旅に対して求めるものも変わってきます。

ちょうど昨日の新聞に、外国人観光客の観光の内容が多様化しているという記事が載っていました。体験型観光の人気が高まっており、そば打ちやリンゴ収穫体験の利用者が急増しているとのこと。
チャンス!!
この手のコンテンツは、伊那にはたくさんあります。

そば打ち、リンゴ収穫ならどこでもできる。ハチノコをとる「スガレ追い」なんかもおもしろいかも。パワースポット、農村歌舞伎、赤提灯や横丁、傾いたソバ屋、レトロな街…。

課題は、情報を整理してターゲットに向けて効果的に発信できるかどうか。
このような情報を参考に、戦略を練りたいところです。→「外国人観光客が訪日前・訪日中にチェックする情報メディア・サイト19選」

ただし!!
これを役所や観光協会がやると、「旅行者が喜ぶ情報を精査して発信する」ことが難しい。公平性が求められるため、「観光協会の加盟店・加盟施設の情報を全部並べる」となるから。

これは民間でやるしかないのかも、と思います。本当にオススメな店や場所を選んで発信する。伊那ならではの体験ができる小さなツアーを企画する…とか。
よく考えると、これって、国内観光客の需要を掘り起こすためにも、重要ですよね。
伊那は、まだできていない。

すぐには利益にならないし、あまり誰もやっていない分野なので大変ですが…

んん??
誰もやっていないってことは…

職種によってはオイシイ話かもしれませんよ。
by yagitakuma | 2016-10-19 08:54 | 地方創生の現場から | Comments(0)