アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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伊那市消防団再編計画の詳細をお伝えします。団員減少、火災の減少…全国的な課題です

9月議会の全員協議会で、伊那市の消防団再編計画について説明を受けました。
関心が高い問題なので、詳細をお伝えします。

伊那市では消防団の団員数が年々減少し、そのために団員の在籍年数が長期化したり、消防車やポンプなどの配備の効率が悪くなっていることが理由です。市の予算から支出される毎年の消防団関連の費用は約1億2000万円。運営の効率化が求められる背景には、団員数の減少に加えて、建物の防火対策の進化で火災も減少していることもあります。

計画では、定員が現在の1156人から915人となるほか、旧高遠町・長谷村地区の「東部方面隊」を5分団から3分団となります。市議会の12月定例会に条例改正案を提出する予定とのこと。今年4月時点の団員数は、定員を大幅に下回る951人でした。

再編により、消防団詰所やポンプ車がなくなる地区も出てきます。慣れ親しんだ詰所や地区の消防団のシンボルだったポンプ車がなくなることには、反発もあることでしょう。丁寧な説明が必要です。

団員の減少は、ある程度時間が自由な自営業者の減少等、さまざまな要因があります。これは全国どこも同じ状況です。部活動のような雰囲気で地域コミュニティーの核となってきた歴史があるのですが…。
個人的には、女性団員が増えれば状況はかなり変わるのではないか…と思っています。

今回の再編計画について、議会側に示された資料をアップしておきます。(クシャクシャでごめんなさい)
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# by yagitakuma | 2017-10-05 17:43 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)

信州伊那市駅前横丁再生プロジェクト始動。出店者募集中!!第1弾イベントにご協力を

JR伊那市駅前で長く廃墟となっていた小さな商店街を、グルメ横丁として再生するアスタルの新プロジェクトが始動しました。出店希望者の募集を開始し、10月22日にキックオフとなる「お掃除イベント」を開催します。
伊那まちで飲食店の出店をお考えの方、「掃除、手伝うよ!」という方、レトロな建物が好きな方、ぜひぜひご連絡ください!!

募集する区画は合計8店舗分。一般社団法人アスタルプロジェクトで全体をプロデュースし、今年中に出店者決定→今年度中に工事開始→来春~夏ごろに一斉にオープンする、という計画です。すでに出店希望のお問い合わせを多数いただいております。

この商店街は昭和30年ごろに完成し、飲食店やカメラ屋さん、スナックなどが入っていました。それぞれの店に小さな物語があります。その歴史を繋ぎ、レトロさを生かしながら、伊那谷の魅力をギュッと詰め込んだ横丁として、登山者や観光客が真っ先に訪れたくなる伊那まちの核となる場所になればと考えています。

時が止まっていた建物に息を吹き込む「お掃除イベント」の概要は下記の通りです。出店希望者やプロジェクトを応援して下さる皆さまと共に、不要物の運び出しや掃除をし、建物をよみがえらせます。
なにしろものすごいレトロさで、見るだけでもワクワクしますよ。当日飛び入りも大歓迎です!

1年半がかりで所有者を探し、何度も足を運んで「活用させてください!!」と交渉し、ようやく実現へと進み始めました。これまでご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。今後ともご支援をよろしくお願いします!

アルプスの玄関口として、魅力的な街へ。

【お掃除イベント内容】
日程:2017年10月22日(日)
場所:伊那市駅前中央商店街 (伊那市荒井3447−3)
時間:午前の部 10:00〜12:00
   午後の部 13:30〜15:00
※フル参加でなくても、ご都合に合わせて少しだけ参加も大歓迎です。
内容:物件内にある不要物の運び出し、清掃等
持ち物:特になし(マスク、軍手、ほうき等はこちらで準備いたしますが、持参していただけると助かります)

■参加申し込み・出店等問い合わせ先
一般社団法人アスタルプロジェックト(担当・酒井) TEL 080-5146-4599、 Email: info@asttal.com
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# by yagitakuma | 2017-10-03 23:28 | ASTTALプロジェクト | Comments(0)

皆が幸せに生きるために、地方が元気であり続けるために、公教育に必要なこと

昨日今日と、地域の教育関係者とじっくり話をする機会に恵まれた。
情熱を持って子供たちと向き合っている方ばかりだった。勉強になった。

右肩上がりの時代は過去のものとなり、どんな生き方が正解なのかわからない社会となった今、子供たちへの公教育が今まで以上に重要になっていると感じる。地域のコミュニティーは希薄となり、子供の数も減り続け、ガキ大将を中心とした「小さな社会」の中での育ちも得られにくくなっている。

地域や子供同士のコミュニティーの中で子供が勝手に育つ時代ではなく、親に求められる役割が重要となっているが、核家族化や格差の拡大で親世代も余裕がなくなっていることだろう。

こんな時代の公教育に必要なものは何だろう。

記者時代、都会の組織の中で「しんどそう」に生きている人たちがたくさんいた。精神的に病んでしまう人も少なからずいた。中には自殺に追い込まれる人も…。
どうにもこうにも辛ければ、組織を飛び出して自分らしく生きる道を探すことができる力が必要だと感じた。

地方で生きることを選んだ今感じることは、地方の教育は相変わらず都会への人材供給を続けている、ということだ。大学に進学した若者は、ほとんどが帰ってこない。地方で仕事がないなら、自分で作ればいい。都会で社会人経験を積み、好きなことで起業すればいい。いや、農業でも林業でも職人でも、地方でやれる仕事はたくさんある。
でも、現状ではそれは、誰もができることではない。ハードルは決して低くはない。

だからこそ、チャレンジする力
周囲がどうあろうと自分らしい道を選ぶ力
それを育む公教育が必要だと思う。

意見を交わした教育に携わる方々の話から、得られたものは大きかった。
大人が熱い思いで子供たちと向き合えば、子供たちは熱い生き方を吸収するはずだ。このような大人が増えなければ、子供たちの世界は広がらないだろう。

「大人が楽しんで生きている背中を見せてあげること」
「いろんな世界があることを見せてあげること」
「今見ている世界だけが世界じゃない、ということを教えてあげること」
「自分は未完成だということを常に自覚し、子供たちと共に成長し、乗り越えること」

教師って、素敵な仕事だ。うらやましく思った。
自分は大学の教職課程の途中で脱落したけれど…

縮小する社会の中で地方が生き残るには、子供たちへの教育のあり方をもっと議論しなければならない。地域で輝く大人が、もっと公教育に関わることも重要かもしれない。

伊那市では、市立伊那中学校を中心にそんなチャレンジが始まっている。
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弾丸ツアーで訪れた日本海。
山もいいけど、海無し県民はたまには海が見たくなる。
# by yagitakuma | 2017-10-02 18:21 | 八木たくまの伊那市議日記 | Comments(0)