信大生よ、伊那の街なかに住もうよ!!
これは、元信州大農学部生の八木(
ドロップアウト組でしたが)がずっと温めていた中心市街地活性化のアイデアです。
伊那には信州大の農学部がありますが、
伊那市の中心市街地に住む学生は皆無といっていい状態です。キャンパスは伊那市中心部から車で10分ほどの伊那インター近く。学生のほどんどがその周辺に住んでいて、伊那市中心部の賃貸物件の存在を知らないようです。
信州大はタコ足大学。1年時は全員が松本キャンパス周辺に住んで授業を受け、2年から県内各地の学部に移るシステムです。2年以降の住居を探す際、最近はインターネットで検索し、大手賃貸紹介サイトの物件の中から選んでいるとのこと。中心部の物件はご高齢の大家さんが多く、大手のサイトに載らないケースがほとんど。
現役学生に聞くと、「中心部に物件があるなんて知らなかった」「中心部の方がよかったかも…バイト先も飲む場所もあるし」との声が多々。
これはもったいない!!
大学周辺はコンビニやスーパーがあるくらいで、何もないんです。
中心部で地域密着の生活の方が、得るものは多いと思う。
地域の行事に参加したら、楽しいと思う。
地方創生の最前線が体験できると思う。
大学で学ぶだけでなく、学生生活の幅がすごく広がると思うんです。
地域との交流が深まれば、「卒業後にそのまま住もうかな」「いつか帰って来ようかな」という思いも出てくる。僕自身がそうでした。「帰る場所がある」というのは、社会に出てからもすごく大きな支えになるもんです。
僕が所属する伊那市議会の人口増推進特別委員会に提案し、先日の市長要望の際に直接話をしてきました。
市長要望の内容についてはコチラ↓
http://yagitakuma.exblog.jp/25175110/
お金がかかる話には渋い顔をする市長も、この提案には「すぐにやりましょう。こういう提案を待っていた」と乗り気になってくれました。
何せお金がかからない。中心部の物件をリストアップし、農学部生が伊那での住居を探し始める1年目の夏までに、松本キャンパスに届ければいいだけのはず。
今年は本気で取り組むつもりで、僕の地元の坂下区の役員の方々には話をしていましたが、行政が乗ってくれるのならすごくありがたい。
学生たちが中心部に住み、伊那の活性化のマンパワーを担ってくれたらなぁ。
ゆくゆくは中心部に、学生のシェアハウスのような場所も作れたらなーと夢を描いています。
実は、シェアハウスにぴったりな物件もあるんです。伊那市駅近くの廃業したホテル。
やりたいことだらけだ…
一つひとつ、コツコツと形にしていきます。