7時間ぶっ通しのアスタルミーティングを終え、深夜の高速を大阪へ。
明日(3日)は、ひき逃げ事件の犠牲となった姉の第3回公判。被害者参加制度で、僕たち遺族の意見陳述の場を与えてもらっています。初めて直接、川崎愛被告(37)に思いをぶつける場です。
これまでの経緯はこちらに記録してあります→
http://yagitakuma.exblog.jp/i17/「八木家が犯罪被害者に」
眠らない街やな~。夜な夜な飲みまくった記者時代が懐かしい。
セクシーなオネーチャンがたくさん歩いている。
現在、午前3時45分。
我ながら元気だな、と思います。
姉が逝ってから、何かが切り替わった気がする。
大変だと思わなくなってきた。
まだサボってる、まだ動ける、と思うようになった。
あなたの分も生きないと、と思う。
あなたのように、自分が大変でもいつも人のことを考える人間でありたい、と思う。
前回公判、どう考えても納得できない供述の数々。自分で関係者に話を聞く決意を固め、滞在を1日延ばして関係者を追い求めて走り回りました。川崎被告が事件直前に訪れていたネイルサロン、一緒に焼き鳥屋にいた知人2人、川崎被告を知る人…
事件記者時代でも、1日で、たった一人で、こんなにドドッと関係者が割れることはなかった。「何かが味方をしてくれてる」と、実感した。
明日は、前回聞けた関係者の話を踏まえながら、思いのたけを伝えてきます。
僕たちは、恨みたいわけではない。求めているのは刑期の長さではない。賠償でもない。ただ、姉が命を絶たれるまでに何があったかを、真実を知りたいだけなんです。
大阪に向かう途中、姉のことを家族のように可愛がってくださったスポニチの上司からメールが。
「休みも取れず、時間的に仕事も抜けることができません。今回は戦力にならず悔しいですが、頑張ってください」
姉は、八木家は、支えられている。
勇気をもらえました。
明日(もう今日か)の第3回公判は、3日(金)午後1時半から、大阪地裁堺支部202号法廷です。
僕たち遺族の意見陳述の後、検察官による求刑となります。次が判決です。
気にかけてくださっているみなさんに、心から感謝です。