伊那市長選が終わりました。
多くの皆さんに応援していただいたにもかかわらず、結果を出すことができず、申し訳ない思いでいっぱいです。すべては自分の力不足でした。
報道の現場にいた経験と、4年間の議員活動から、今の市政がかなり横暴で、ビジョンなき思い付きの政策を乱発している状態になっていたことは間違いのない事実です。
そして、これから地方が向き合わないといけない課題は、山積しています。
地域が稼ぐ仕組みを作らないといけない。それを担ってくれるチャレンジングな人材を育てないといけない。それが、都会集中型のこの国の問題を解決し、皆が多様な道を選択し、幸せに生きることができる社会につながる。それに向けて、50年後、100年後の地域の姿を思い描き、種まきを始めないといけない。それが、今の市政にはできていない。このままでは徐々に徐々に衰退への道を進んでしまう。
「このままではいけない」と不利を承知で議員の立場を捨てて立ち上がったものの、選挙の争点としてはわかり辛いものだったと思います。しかも、きちんと伝えきれなかった。力不足としか言いようがありません。
今後は民間の立場でできることに取り組みます。
支えて下さった皆さま、応援してくださった皆さま。
本当に、本当にありがとうございました。