アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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日常が戻る日は、まだ遠い。観光を兼ねてもいい。一度は被災地へ!!

今週の8日、西日本豪雨の被災地・岡山県倉敷市真備町での復旧支援活動へ。倉敷行きの目的は別にあったのですが、1日延長して参加してきました。

地域が広範囲に水没し、51人が犠牲となった真備町。前日に避難指示が解除されたばかりで、いたるところに使えなくなった家財道具の山が残り、家々は形があるもののとても住める状態ではない。被災者の方々の生活の再建には、まだ長い時間がかかることがひしひしと伝わってきました。

まだまだ支援の手は必要です。ボランティアに関する情報も十分ではないため、この日の様子や感じたことをまとめておきます。

午前9時ごろに、倉敷市災害ボランティアセンターが置かれている中国職業能力開発大学校に到着。すでにグラウンドは満車。この日は被災から1カ月の節目だったからか、普段より多くの方々が駆けつけていました。
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受付や活動について説明を受ける体育館も、長蛇の列。出発までに1時間ほどかかる。Webで受付を済ませておくと順番待ちが短縮されるとのこと。熱中症対策について時間をかけて説明を受け、5人1チームとなってバスに乗り込み、出発。

真備町の被災エリアに入ると、景色が茶色い。乾いた泥で覆われている。所々で、異臭も。
ボランティアの中継基地に到着し、作業場所について指示を受ける。

私たちのチームの担当は、高齢のご夫婦が住んでいた大きな農家でした。1階の天井まで水に浸かり、床は波打ち、土壁は落ちてドアもめくれあがっている。庭には流れてきた様々な物が。避難所暮らしをしながらコツコツと片づけておられるものの、住めるようになるのはいつのことか…と茫然となるような状況です。

一帯は延々と同様の住宅や商店が続いている。
日常を取り戻せるのは、いったいいつになるのか…

私たちは台所の拭き掃除、物置や庭の片付け、建具をはずして水で洗って…と黙々と作業する。ご主人はとても明るく、「コーヒーはどうだ」「オニギリを食べて」と終始気を遣ってくださっていました。でも、奥さんはとても疲れている様子。慣れない避難所暮らしの疲れがたまっているようでした。

熱中症対策と送迎のバスの時間の関係で、活動は午後2時過ぎまで。朝の待ち時間があったため、実質2時間ほどしか力になれませんでした。でも、体力に自信のない女性でもできることはいくらでもあるし、別のチームには中学生くらいの女の子も参加していました。とにかく、現地では人手が必要です。

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帰り際にいただいた、ガリガリ君。旨かった。

チームのメンバーは、地元・岡山の方々のほかに、東京から来た男性も。休憩時間に、宿や交通手段について情報交換。マイカーで参加した場合、高速道路が無料になることを知る。
「観光のついでにボランティア、ってのもアリなんですかねー」と話していると、地元から参加していた男性が、「いいんですよ。とにかく来てもらって、少しでも力を貸してもらって、お金を落としてもらえたら」と。たしかにそうだ。

今回、真備町でのボランティアで気付いた点。
・体力に自信がなくても参加できる
・道具は現地に揃っている
・長靴が不要の現場もあり、その場合は運動靴があれば疲労が軽減される
・倉敷周辺の宿泊施設は、直前になるとほぼ満室
・ボランティアセンターに無料シャワーが完備されている
・車泊の場合の入浴施設は、倉敷駅から車で5分ほどの「蔵のゆ」が安くて便利
・帰路の高速の無料手続きは、ボランティアセンターですぐにできる


真備町でのボランティアについての情報は、倉敷市災害ボランティアセンターのHPで確認を。鉄道利用の際の送迎場所や、服装等についても掲載されています。
「倉敷市災害ボランティアセンター」https://peraichi.com/landing_pages/view/kuravol

報道が少ない被災地や、アクセスが不便な被災地では、ボランティア不足が深刻です。広島や愛媛など他の被災地のボランティア情報は、こちらのサイトがまとめてくれています。
「ボラ市民ウェブ」https://www.tvac.or.jp/news/50240

真備町を含め、お盆期間は受け入れを休止する場所もあるようです。事前の確認を。

繰り返しになりますが、まだまだ長期間、支援の手が必要です。
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by yagitakuma | 2018-08-10 18:48 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)