信大農学部の伝統の学園祭「落葉松際」が、今年は中止となったそうです。
毎年11月ごろに開かれていましたが、実行委員会の担い手が少なく、態勢を組めなかったのが理由のようです。
最初聞いたときはかなり驚きましたし、「それでいいの??」と感じました。
なぜなら、僕たち世代以上のOBは、落葉松際に強い思い入れがあるんです。
「僕たち世代以上のOB」の現役当時は、もう滅茶苦茶なイベントでした。たぶん地方大学で最も滅茶苦茶な学園祭だったと思う。
教室が全て学生の飲み屋で埋まり、学術的なことも文化的なことも一切なく、
徹夜で3日3晩飲む、飲む、飲むだけの祭り。
いや、学術的なことや文化的なこともあったんですが、
皆が、
徹夜で飲む→昼間は家で倒れてる→夕方から出てきて徹夜で飲む→昼間は家で倒れてる→夕方から出てきて徹夜で飲む……という悲惨なループで、昼間の学術的な展示等は誰も見向きもしなかった、というのが実態です。
女装バーがあったり、変装した教授が一心不乱に廊下でピアノを弾いてたり、トイレはゲロまみれ、サークル棟は怪しげなバンドのライブ会場となって皆が狂ったように踊っていて…
3日目の夜が明けると、生き残った学生による生協前のラジオ体操で終了。
思い出すだけで楽しい。カオス。
今の学生は、そんなの求めてないんでしょうね。
でも、大学側にも問題があると思う。僕たち世代の少し後になると、「学内で酒を飲むな」とか「タバコを吸うな」とか、どんどんと縛りを強めて自由な雰囲気がなくなっていったことも影響しているはず。これからの時代、クソ真面目なだけの大人は通用しませんよ、と声を大にして言いたい。
驚いたことに、教育・工学部の長野キャンパスも、繊維学部の上田キャンパスも、今年は開催するかどうか未定となっているとのこと。松本だけになるのか??
これでいいのでしょうか。
OBで何かやるか!?