アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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空から

宮崎から空路大阪へ飛び、ひき逃げで死んだ姉のための民事訴訟へ。次回、加害者が服役している和歌山刑務所内で、本人への証人尋問が行われる。そこで、この裁判の行方がほぼ確定する。飲酒を否定し続けた加害者。服役で良心が芽生えていることを祈るしかない。

宮崎では大学の後輩と飲んだ。いろんな話をした。人の幸せとは何かを考えさせられた。
飛び立った飛行機の中で、どんどん小さくなる建物や船を見ながら、
人間の存在なんて、チッポケなもんだな
頑張ったり怒ったり、意味があるのかな
などと、とりとめもなく脳裏に浮かんでは消えていた。

そしてウトウトとして目が覚めると、和歌山市の上空だった。
間もなく、僕が生まれた大阪の街も見えたきた。驚いたことに実家の真上を通った。少し緑色の屋根が、はっきりとわかった。あの下で、年々老いていく母親が一人で暮らしている。あの下に、自分と家族の記憶も、死んだ姉の思い出も…。

眼下の家や建物の一つひとつに、それぞれの物語がある。
一人ひとりの存在はちっぽけでも、それぞれの喜怒哀楽もどんな人生も、無意味なことがあるわけがない。旅が感傷的にさせるのか、涙が出そうになった。

一人ひとりの幸せのために。社会のために。
できる人が、できることを。
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by yagitakuma | 2018-10-09 18:13 | 日々のよもやま | Comments(0)