今日は、地域の経営者の勉強会「伊駒考動倶楽部」へ。
今、松本で人気が高まりつつある地ビール「松本ブルワリー」の林幸一社長の講演会でした。
伊那でも最近、地域の若者による小さな2つのブルワリーが動き始めています。
今回の講演会はとても参考になったし、伊那という地域の可能性を実感する場でもありました。
林さんは、バーテンダーとして全国的な知名度がある方です。松本でバーとパブも経営されており、松本ビアフェスの立案者でもあります。
ブルワリー設立のきっかけが、面白い。
サイトウキネンフェス会場で全国から訪れるお客さんにクラフトビールを振る舞い、好評だったことからクラフトビールフェスを企画。ビアフェスが好評で、しかし来場者からの「松本のビールはないの?」とのニーズに応えられなかったことが悲しく、ブルワリーを作ることを決意したそうです。
「あなたにエールを、地域に潤いを!」というキャッチフレーズもいい。
そして、「農業・畜産との美味しい連携」を掲げている。麦、ホップ、フルーツ。地域の農産物を活用できる。モルトのカスは家畜のエサとなり、豚の味も良くなる。その肉を使った餃子やソーセージは、ビールに合うという循環。
伊那谷には、地酒もウイスキーもワインもシードルもある。そして伊那市内に2つブルワリーができた。
食は人を呼べる。自分にできることもたくさんありそうです。
最後に挨拶させていただき、伊那でのブルワリー始動の話をして、「伊那でも小さなビアフェスを開催したいんです。協力してもらえませんか」とお願いしました。「何でもご協力しますよ」と快く応じてくださいました。
楽しみです。
皆でこれから始まる伊那のブルワリーも応援しましょう!!