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アルプスをつなぐ街で~八木たくまの伊那日記

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カテゴリ:八木たくまの活動日記( 27 )

限界集落の役を受けるということは、こういうことなのかもしれない

この2週間ほど、ずっと焦っていました。新年度の地元・坂下区の役員の「入舟町総代」に指名され、予算案の作成や三役の人選等に取り掛かっていたのですが…

副町総代や会計の役を受けてくれる人がいない。年配の方は、「毎年のようにやってて、もう年だし無理だ」。数少ない若い世代は「仕事を抜けられない」「子どものPTAの役が重なった」などの理由で。
事情はとてもよくわかるだけに、無理にお願いすることもできない。仕方なく、副町総代の一人は失礼とは思いながらも区長経験者の重鎮にお願いし、もう一人は僕の妻に入ってもらうことにした。

そして、来週早々には入舟町の総会があり、来年度の予算案を認めてもらう予定となっている。「例年通りでいいよ」と言われていたものの、引き継ぎからの時間も少なくて焦っていた。でも、今日になってふと立ち止まった。考えが変わった。

伊那市のド真ん中の坂下区は、中心市街地の空洞化で人口が減り、高齢化率は伊那市内で最も高く40%を超えている。旧村部より高い。
そして初めて役員を受けてみて、ここはもしかしたら限界集落なのではないかと感じてきた。
ならば、前例踏襲の事なかれで役員としての一年を過ごして良いのか。飲み屋街と商店街を抱え、住んでいる人は少ないとはいえ、課題解決のために全力で取り組まないといけないはずだ。

記者として、議員として、社会と向き合ってきたくせに、初めての経験で右も左もわからないとはいえ無難にこなそうとしていたことが恥ずかしくなった。変えるべきところは変えねば。次を担ってくれる人のためにも、無駄な役割は削って、この限界集落の現状に合わせなければ。

まずは総会で、皆さんの意見を聞いてみよう。
何をやるかの事業計画と予算は、それからだ。
by yagitakuma | 2019-03-30 22:39 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

卒園式。思いを新たに

今日は、伊那市の高台にある私立緑ヶ丘幼稚園の卒業式でした。
毎年お招きいただいているのですが、毎回グッとくるのが、子どもたちが卒業証書を手に一人ひとり、親御さんに感謝の言葉を伝える場面。

「いつも寝る前に、チューしてくれてありがとう」
「いつもお仕事がんばってくれて、ありがとう」
「おいしいごはんを作ってくれて、ありがとう」…。


祝辞の機会をいただき、少しお話しさせてもらいました。

子どもたちには、「小学校でたくさんワクワクして、笑って、お友だちやお父さんお母さんを大切にして、いっぱい楽しんでください」と。

保護者の皆さん、職員の皆さんには、最近の私事から、感じていることをお伝えしました。

私事になりますが、私は今、夫婦で妊活に取り組んでいます。
結婚した当初は、子供なんてすぐにできるだろうと思っていました。
でも、なかなかできません。
来週からは、諏訪のマタニティークリニックに通うことになりました。

これまではあまり考えたことがなかったのですが、妊活に取り組む中で、母親の中で命が宿るということが、どれだけすごい確率かということがわかりました。奇跡だということがわかりました。

我々自身も、奇跡と奇跡がずっと重なって、今ここにいる。そう思うと、子どもさんたちの存在の尊さを感じずにはいられません。

子育ては、大変だと思います。
でも、社会にとっては最も大切なことです。
子育てをしておられる皆さんが、少しでも笑顔で過ごせるように、そして子どもたちが真ん中にある社会になるように、頑張らなければという思いを新たにしています。

本日は、本当におめでとうございます。


未来を担う子どもたちが、中心となる社会にしていきたい。
それが、この社会の幸せを増やしていくことにつながると思う。

思いを新たにする、貴重な機会に感謝です。
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by yagitakuma | 2019-03-23 23:25 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

地区役員の仕事が始まった。思った以上に…

甘かった。思った以上に、えらいことだ。

新年度から地元・坂下区の役員(入舟町総代)の任期が始まります。
先週から引き継ぎや勉強会や顔合わせの飲み会等で仕事が始まりました。
ここのところ昼も夜も予定がぎっしりで時間が取れず、今日ようやく、町総代としてのやるべきことを整理したのですが…。

まずは、20人弱いる組長さんの中から、副町総代や会計を決めなければならない。そして、第一回目の組長会を招集しなければ。そのための新年度の組長さんのリストを渡されたのですが、連絡先は固定電話だけ…。年配の方々ばかりで当然といえば当然なのですが、急いで各家を回らなければ(泣)

仕事も様々なプロジェクトも、すべてメールやメッセンジャーやLINEに頼り、同時進行で高速回転させていくやり方が我々世代では当たり前になっているだけに、これはキツい。でも、やるしかない。

現役世代でも参画できるように、変えるべきところは変えないとですね。
そして、行政も地区の負担の軽減を真剣に考えるべき時代に来ています。
無駄とは言わないけど、時代遅れになっている仕事は少なくない。
でも、まずは経験できることがありがたい。

時間と労力はかなり取られそうですが、他の役員さんが魅力的な方ばかりで、楽しみながらやれそうです。
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by yagitakuma | 2019-03-21 21:48 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

商工会議所青年部卒業式。先輩からの恩を後輩たちへ

昨日は、伊那商工会議所青年部の先輩方を送る卒業式でした。
写真の右上に僕もいますが、余興で「ヒゲダンス」をやったため変な髪形です(笑)
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可愛がってくれた先輩、仕事や選挙で助けてくれた先輩。名残惜しいです。だんだんと増えてきた自分より若いメンバーに、先輩からいただいた恩を送り継いでいきたいと思います。

入会して4年目。最初は何もわからず、知っている人も少なく…という状態でしたが、今では青年部活動以外の自分の仕事やプロジェクトでも、青年部メンバーの助けがなければ前に進まない、ということが多々あります。本当にありがたい。

仕事や経済活動は、社会の根源です。地域の魅力や強さは、魅力があり、かつ強い会社組織や仕事をいかに増やすかが重要です。だからこそ、経営者の責任は大きい。
先輩経営者から学び、切磋琢磨しながら、成長する。青年部は、そんな貴重な場です。
by yagitakuma | 2019-03-20 23:12 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

昨日は、伊那市東春近の里山で自然保育に取り組んでいる「山の遊び舎 はらぺこ」の卒園式に。毎年来賓として出席させていただいていますが、毎回心打たれる場です。理想論かもしれないけど、いつかもし、世界平和というものが実現するなら、こんなところから始まるのかもしれないな、と。
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周囲の自然から多くを学び、多様性を認め、他者を思い尊重するあたたかなコミュニティの中で、子供たちが育つ環境。今年の卒園生8人は、様々な地域から集まり、イギリス人とのハーフの子も、障害のある子もいます。それぞれが、一人ひとりが輝いている。
子供は皆、こんな環境で育つ社会であってほしい。このような場は今は民間でしかできていないけど、そんな社会にすることは大人の責任だと思う。

式の途中で、先生のギターに合わせて子供たちが全力で歌っていた歌が、響きました。
「虹」という歌。

庭のシャベルが一日ぬれて
雨があがって くしゃみをひとつ
雲が流れて光がさして
見上げてみれば
ラララ

虹が虹が 空に架かって
君の君の 気分も晴れて
きっと明日はいい天気
きっと明日はいい天気

洗濯物が一日ぬれて
風にふかれて くしゃみをひとつ
雲が流れて光がさして
見上げてみれば
ラララ

虹が虹が 空に架かって
君の君の 気分も晴れて
きっと明日はいい天気
きっと明日はいい天気

サビの部分を寝る前に口ずさむと、明日への活力が湧いてくる。
皆さんもぜひ、聞いてみてほしい。来年は動画を撮らせてもらおう。

今週から、政府が今年10月に実現を目指す幼児教育無償化関連の法案の審議が国会で始まりましたが、この「はらぺこ」の現場を見ていると、今の政府の方針は親へのバラマキでしかなく、子供たちの「育ちの質」という視点が欠けていることを痛感します。
by yagitakuma | 2019-03-17 18:29 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

強烈な夜

久々に痛飲した。
駒ケ根高原協会牧師の城村義人さん、JC(青年会議所)の同年で、経営者仲間でもある網野俊輔君。
地域課題に取り組む同志として、地域のこと、政治のこと、思う存分話ができた。

嬉しかったのは、城村さんが「もっと気軽に政治の話ができる場を作ろうよ」と言ってくださったこと。右も左も関係なく、対立ではなく意見を尊重しながら、議論する場。
僕も、そんな場がほしいと常々思っていた。

沖縄で生まれ育った城村さんは、基地問題に翻弄され誰も本音が言えない雰囲気の中で過ごしてきたという。だからこそ、政治への強い思いもあり、そして対話の大切さをいつも口にしておられる。
そして、他者へのあふれる愛。この人なら、政治を「メンドクサイ」ものから、身近なものにしてくれるんじゃないかな。

シュン君とも、ひと晩では足りないくらい話をした。申し訳ない思いでいっぱいになった。

1年前の市長選挙。一応はJCの現役がOBの現職市長に挑む形となり、当時理事長だった彼に有形無形の様々な面倒なことが降りかかってしまった。しかも僕は、市長と近い関係にある彼に対して、組織もなく余裕がない戦いであることを言い訳にして、きちんと出馬のことを伝えないまま選挙に突入してしまった。

それでも、立ち上がった僕に対して心から敬意を持ってくれていた。選挙後、はしばに一人で飲みに来てくれていた意味を、今ごろ知った。
俺はいったい何をしていたんだろう。自分の馬鹿さ加減に、涙が出た。

そして彼はずっと、地域への思いや自分の役割について熱く話をしながらも、「おかげだよ」と何度も何度も口にしていた。
妻、恩師、先輩や仲間に。

二人を、見習おう。
成長のきっかけを与えてもらえたことに、感謝です。
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by yagitakuma | 2019-03-15 00:08 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

中学生の進路相談で思ったこと

今日は伊那市立東部中学校の進路学習に呼んでもらった。地域の経営者など30人ほどの大人が、卒業間近の3年生の相談に乗る-という時間。ここ数年、中学生と関わる機会を何度も与えていただき、そのたびに気付きもあり、元気をもらえる。

体育館でグループに分かれ、自身の経験を話したり、悩みを聞いたり。
気付いたこと、気がかりなこと。

いろんな不安を抱えている生徒がいるのは当然だが、「やりたいことが見つからない」と悩んでいるケースが少なくない。大人が「夢を持て」と言いすぎなのかもしれない。
焦らなくていいよ、と思う。そんなのは広い世界に出てから考えればいいよ、と。僕だって、中学高校大学時代に思い描いていた将来とはまるでかけ離れた人生を送っていて、でも充実してるから。

あと、「人生がうまくいく方法は、自分自身のことを好きでいることなんじゃないかと思う」ということを話すと、びっくりした顔をする。「自分のこと好き?」と聞くと、とんでもない、という顔をする。まぁ、僕もこの年代の頃はそうだったけど。

自分自身のことを好きでいることの大切さについてはまた機会をあらためますが、日本は先進国の中でも際立って子供たちの自己肯定感が低い。自分のことを認めてあげられなくて、どうやって他者を尊重し、何かを乗り越える力が出るのか。

小さなことでも、乗り越えるチャレンジをたくさん経験させてあげて、「できた!」という楽しさを身につけさせてあげる。横並びの教育を押し付けるのではなく、それぞれの興味関心に合わせて。
そんな余裕が家庭にも学校現場にも不足しているのではないか。子供を育てるということは社会の根幹なのに、政治家や官僚が(教員の皆さんも…)横並び教育のエリートだったこの国では、新しい時代に合わせた教育への転換が非常に遅れている、と思う。

今日はこれから大切な会合に行ってきます。
この続きは、またあらためて。
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by yagitakuma | 2019-03-12 18:01 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

やってくれる人さえいれば…。伊那まちにDIYと地域材活用の拠点を作りたい

伊那にDIYの拠点がほしい。
レンタル工具があり、作業スペースがあり、地域の森で育った木材が手に入る。そんな場所。加えて、地元の木工・工芸作家さんの作品があり、家屋解体で捨てられてしまう古材や古道具も並んでいるような。地域の資源が循環する拠点となる場所。

諏訪に「リビルディングセンター ジャパン」という、古材と古道具を扱う素敵な施設があります。その理念を広げ、ノウハウを伝える取り組みを始める-という新聞記事が1カ月ほど前の地元紙に載っていました。前々から伊那にもあったらいいな、と思っていただけに今、なんとか実現できないかと考えています。

周囲の関心がありそうな経営者に相談させてもらったところ、「場所はあるし、できそうじゃないか?」という話に。ただ、出資や経営はできても、実際にその施設の日々の運営を担ってくれる人がいるかどうか。DIYや木工が好きで、「循環」に興味があるような方、どなたかいませんか??

僕も、DIYが好きです。「はしば」はほぼDIYで改装したし、ビストロなかしょくも壁の漆喰塗りは自力で、テーブルも自作でした。先日は、店頭看板を勢いでDIY。
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「ワインボトルの形の看板があったら面白いんじゃない?」
「それ、いいですね!!」

というノリで、忙しい週末の営業前に突然作業を始める八木。頭の中のテキトーな設計図をもとに、物置で余っていた伊那産アカマツの材料を切って、組んで…

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1時間半ほどで完成。大満足です。
いびつな形が愛らしい。費用はネジ代のみ、数百円(笑)

こんなことがあっという間にできるのも、ある程度の工具と材料が手元にあったから。
工具のレンタルができて、材料が並んでいる施設があれば、皆がもっと手軽に地元産材でのDIYに取り組めるはずです。今は、何か作ろうとしてもホームセンターの外材が中心となってしまう。こんなに豊かな森があるのに、寂しいじゃないですか。

楽しいDIYと、地域資源の活用ができる、そんな拠点づくりを誰か一緒に取り組んでいただけないでしょうか。けっこう本気で考えています。
by yagitakuma | 2019-03-03 14:41 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

今は、これでよかったのではないかと思う。米朝首脳会談

何ら進展なく物別れに終わった米朝首脳会談。
「期待外れ」「トランプのトップダウン交渉の限界」との声も強いが、私はこれでよかったのではないか、と感じている。

日本にとって最悪のパターンは、米本土に届く大陸間弾道ミサイルを北朝鮮が放棄するだけで、日本へのミサイル攻撃の可能性を残したまま、アメリカが何らかの見返りを北朝鮮に与えてしまうことだった。「日本は自前で防衛を」と当初主張し、厳しい国内情勢を受けて外交で点数稼ぎが必要なトランプ氏なら、ありえるのではないかと。
ひとまずそれは回避された。

交渉の席は立ったものの、北は「核やミサイル発射実験はしない」とのことで、あのJアラートのサイレンに叩き起こされる事態も当面はなさそうだ。事前に着地点を探らずに進んだトップ外交が稚拙だったとの解説が多いが、無駄ではない。北の暴発の可能性も低いままで推移するだろう。トップ同士が個人的な関係を作ることの重要性をあらためて実感させられた。

アメリカの要求は明確になり、今後は北朝鮮の対応次第。しばらくは膠着するだろうが、困窮する北朝鮮がどこまで我慢できるのか。
拉致被害者のご家族はさぞ落胆されていることと胸が痛い。安倍総理は「今度は自分が向き合う」と口にしたが、今はおそらく安倍総理の出る幕はないだろう。

成果が出ると信じていたのか、珍しく事前に国内でも大々的に報じていた北朝鮮メディアが、金正恩のメンツが潰れる結果となったことをどのように報じるのかに注目したい。そこで今後の出方がある程度見えてくるのではないか。

金正恩が考えていることは自らの体制維持のみで、国民を困窮に追いやり続けることも正義なのだろう。「核を諦めるな」との父・金正日の遺言を頑なに守り続けている。その背後には、体制崩壊の恐怖だけがある。
非難しても仕方がない。自分自身もそのような境遇に生まれれば、それしか進む道はなかっただろうと想像する。そのような相手への交渉は、金正恩を弟のように接しているトランプ氏の人間臭さが必要なのかもしれない。

アメリカ頼みの外交しかできない日本の現状をどうするのか。国防も含めて、ゼロベースで真剣に議論すべきだと思う。
by yagitakuma | 2019-02-28 23:01 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)

姪っ子の珍回答

この春で小2になる7歳の姪っ子が大阪にいます。
先日、国語のテストの結果が写真で送られてきて、その珍回答ぶりに驚愕でした。
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カタカナへの変換問題。でも、まったく問題読まず。

プレゼントももらえます
箱に入れるメキシコ??
そうするとネズミの巣穴に落とす????


「おいおい、大丈夫か??」とびっくりしたけど、いや、これは見方によってはいい発想かもしれないな、と思うようになりました。問題を読まないのはダメですが、どうせこんな問題は誰でもいずれ解けるようになる。彼女の頭の中で楽しげな想像が広がっていく様子がわかるこの回答は、ある意味力強い。自分で力強く未来を切り開くことができる大人になるためには、必要な力だと思う。

今の日本の義務教育は横並びの暗記教育中心で、急速に多様化・複雑化する社会には通用しないでしょう。親がしっかりといろんな経験をさせていればいいけど、そうでなければどんどん格差が広がってしまうのではないか。

暗記教育のエリートが集まる霞が関や文科省では、これからの時代に必要な教育の整備は無理なのではないかと感じています。基礎自治体でも小中学校の教育内容は独自性を出せる。伊那市ももっと、子供たちに真の生きる力を育む教育に取り組まなければなりません。
by yagitakuma | 2019-02-24 16:45 | 八木たくまの活動日記 | Comments(0)